夏の風物詩 「山口七夕ちょうちんまつり」 約3万個が彩る

 

夏の風物詩 「山口七夕ちょうちんまつり」 約3万個が彩る|NHK 山口県のニュース 配信より

 

山口市の夏の風物詩、「山口七夕ちょうちんまつり」が6日夜始まり、およそ3万個のちょうちんで街が彩られました。

この祭りは、およそ600年前の室町時代、山口に拠点をおいていた守護大名の大内盛見が先祖の霊を供養するために灯籠に火をともしたのが始まりとされています。

ことしも6日夜から始まり、山口市中心商店街やその周辺に、およそ3万個の紙製の赤いちょうちんが用意され、ひとつひとつ、ちょうちんの中にあるろうそくに火がともされていきました。

そして日が暮れてくると、商店街一面がやわらかい光で幻想的な雰囲気となり、浴衣を着た人や親子など、多くの人たちでにぎわっていました。

5歳の男の子と来た30代の父親は、「去年も来て子どもは楽しかったみたいなので、ことしもしっかり楽しみたいです」と話していました。

また、夫婦で訪れた70代の女性は「ろうそくの光は、やわらかくてきれいです」と話していました。

「山口七夕ちょうちんまつり」は7日夜も行われますが、悪天候が予想されるため、ちょうちんは中心商店街のアーケードに限って、ともされるということです。