磨いた能力 いざ開花
香川:磨いた能力 いざ開花 :地域ニュース : 読売新聞 配信より
総文祭 香川で34年ぶり
第49回全国高校総合文化祭(かがわ総文祭2025)が開幕した26日、高松市で総合開会式とパレードが行われた。
県内で34年ぶり2度目となる総文祭の大会テーマは「讃岐に咲くは 才の花たち」。
全国から文化・芸術系の部活動に励む高校生が集い、31日まで練習の成果を開花させる。
(浦西啓介、森克洋)
総合開会式は県立アリーナ(あなぶきアリーナ香川)であり、約2000人の観客が来場。秋篠宮ご夫妻も出席された。
県内の高校生が総文祭の23部門を紹介。続けて47都道府県の代表生徒がプラカードを掲げて入場し、「岡山県の才の花たちが、ぼっけえ花を咲かせるけん」など、大会テーマや方言を交えて決意を表明した。
生徒実行委員会委員長で県立丸亀高3年の滝下塔子さん(18)が「この地で素晴らしい才の花を咲かせ、笑顔あふれる大会になることを願っています」と歓迎のあいさつを述べた。
県立坂出高吹奏楽部の演奏で、高松一高、県立三木、観音寺一両高など10校の生徒で編成した合同合唱団が「全国高文連の歌」などを、メインアリーナに響かせた。
また、県立高松商3年の小倉菜央さん(17)が、県特産の石「サヌカイト」を使った楽器で、大会のイメージソング「羽ばたけ未来へ」を奏でた。
「緊張したけれど、静寂に包まれた広いアリーナで柔らかな音を響かせることができて良かった」と笑顔を見せた。
演劇の要素を加えたパフォーマンスも。
香川と来年の開催県・秋田県の「お国自慢対決」では、両県の生徒実行委がそれぞれの名物「讃岐うどん」「稲庭うどん」の良さを、寸劇を交えてアピールした。
また、イタリアの高校生たちによるオーケストラは、プロコフィエフの音楽劇「ピーターと 狼
」を演奏。
韓国の女子生徒たちは小太鼓とばちを手に、ダイナミックで華麗な伝統舞踊を披露した。
ベトナムの高校生たちも伝統と現在を融合させた創作ダンスを披露した。
最後の「開催地発表」では、県内の生徒らが香川の魅力を考えるストーリーの演劇を披露。
マーチングバンドや吹奏楽、和太鼓の実演のほか、合唱や応援部の演舞、書道パフォーマンスなどもあった。
出演生徒は堂々と舞台に立ち、会場からは大きな拍手が送られた。
生徒実行委副委員長で県立高松東高3年の酒井陽子さん(17)は高校生活のほとんどを総文祭にささげた。
「休日がつぶれることも多く、何をしてるんだろうと思った時期もあった」。
秋篠宮ご夫妻への説明役を務め、
「紀子さまに『ありがとうございました』と声をかけていただき、報われた気がした」と 安堵
の表情を浮かべた。
「一つのことに、これだけ懸命に取り組んだのは初めて。濃厚な時間だった。多くの仲間を束ねて運営にあたった経験は、人生の大きな糧になると思う」と話していた。
国際色あふれる1200人パレード
総合開会式後、玉藻公園周辺でパレードが開催された。国際交流で来日したイタリア、ベトナム、韓国の高校生らを含む約1200人の高校生が約420メートルを練り歩きながらマーチングバンドの演奏やバトンなどの演技を披露し、開幕を彩った。
上田西高(長野県上田市)吹奏楽部部長の3年、芹沢音朋さん(17)は「パレードをミスなく終えられて達成感がある。沿道からの手拍子や声援が力になった」と笑顔で振り返り、「総文祭はチームの一つの大きな目標。悔いなくやり抜きたい」と意気込んだ。
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