田中真紀子元外相 石破茂首相の資質に疑問符「総理大臣の器ではないと、始めからそう思ってました」
スポニチアネックス 配信より
田中真紀子元外相 石破茂首相の資質に疑問符「総理大臣の器ではないと、始めからそう思ってました」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
田中真紀子元外相が21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、参院選で惨敗した自民党総裁の石破茂首相の資質について述べた。
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事実上の政権選択選挙と呼ばれた参院選で、自公与党で非改選議席を含めて過半数の50議席を目標としたが、自民は39議席、公明は8議席で合計47議席。選挙前の66議席から、過半数を割り込む惨敗となった。
21日に会見した石破氏は、惨敗を謝罪しながらも、比較第1党としての責任を何度も強調。
「国際情勢の外部環境の変化、自然災害は政治状況整うことを待ってくれるわけではない。
政治には一刻の停滞も許されない」と述べ、続投の意思を表明した。
石破氏は昨秋、衆院の早期解散に消極的な姿勢を示していて総裁選を戦い、当選したが、
その後方針を一転。戦後最短の早期解散に踏み切るなど、
前言撤回に批判の声が上がったこともあった。
また、党の方針や政策実行には、常に森山裕幹事長の影がちらつく。
MCの宮根誠司からは
「総理は(思う政策を)やりたいけど、やらせてもらえなかったのか、
石破さん自体がやらなかったのか」
と質問が飛んだ。
すると、田中氏は
「石破さんという方は失礼かもしれませんけど、総理大臣の器ではないと、
始めからそう思って見ていました」と強烈な一言。
「総理になられて、この方どういう経綸があって、どういう内政、具体的に財政再建どうするのか。
1000兆円もの不良債権があるんですよ?どうやって解決するのか」と疑問を呈した。
トランプ政権との関税交渉が遅々として進まない現状だが、
「外交についても、アメリカだけじゃないですよ。他の国との資源エネルギー外交をどうやってやっていくのかということについて、この方が実際に行動なさるとか、総理になってからでもプレゼンテーションであったでしょうか?」
と首をかしげた。
今回は国民民主党や参政党への支持が集まった。
田中氏は「少なくとも自民党の中でもっと数がいるわけですから。
本当に天下国家のため、外交と内政のためにこれっていう。
受益と負担の中で、受益のことばかり、どの候補も言ってますよ。
“負担はこれだけお願いします”と言う政治家を待っています」と、
気骨あふれる人材の出現を心待ちにしていた。
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