[党首走る]立憲民主・野田佳彦代表、カレーパンでパワー「別腹です」…食品の消費税率ゼロ訴える

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[党首走る]立憲民主・野田佳彦代表、カレーパンでパワー「別腹です」…食品の消費税率ゼロ訴える(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

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車内でカレーパンをほおばりながら移動する野田代表(5日午後、千葉県松戸市で)=稲垣政則撮影

 

汗だくになりながら車に乗り込むと、カレーパンをほおばった。

 

昼食を食べた後だったが「カレーは別腹ですから。これはうまいんですよ」と頬が緩んだ。 

 

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 5年ほど前、毎朝の日課としている地元・千葉県船橋市での駅頭活動を終えた後、行列のできるパン屋に立ち寄ったのが出会いだ。「深みのある味」のとりこになった。

 

「党の顔」として候補者応援のため、猛暑の中で全国を飛び回り、スタッフを通じて取り寄せてパワーをチャージした。

 

 5日午後、同県松戸市でマイクを握り、「カレーを1食作るための値段が3割増しになった。食卓の危機だ」と強調。食料品の消費税率を最長2年間、0%に引き下げると主張した。

 

 昨年9月、12年ぶりに政党党首に就任した。参院選では改選議席での与党過半数割れを目標に、「石破政権を倒すための攻勢を強めていこう」と街頭で訴える。

 

 議席を増やした昨年の衆院選をホップ、参院選をステップと位置づけ、次期衆院選での政権交代を目指す。衆院に加え参院でも過半数割れに追い込めれば、政権交代の「リアリティーが出てくる」と演説に力が入る。

 

 とはいえ、政権批判票は他党にも流れ、野党結集の絵姿も描ききれていない。参院選で政権交代への足がかりを作り、首相に返り咲くことができるのか。政治家として正念場を迎える。

 

(政治部 伊福幸大)

 

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