橋本左内の直筆手紙がネットでも閲覧可能に 郷土歴史博物館

NHK 福井県のニュース 配信より

 

橋本左内の直筆手紙がネットでも閲覧可能に 郷土歴史博物館|NHK 福井県のニュース 配信より

 

福井ゆかりの幕末の志士、橋本左内の業績を次の世代に継承していこうと、

 

左内直筆の手紙、80点あまりがデジタル化され、11日、インターネット上で公開されました。

橋本左内は、福井藩の幕末の志士で、若くして西洋の学問を学ぶなど、

 

その見識の広さから時の藩主に重用されました。

今回、公開されたのは、福井市の郷土歴史博物館に収蔵してあった左内直筆の手紙86点で、

 

おととし、福井市がクラウドファンディングで資金を募ってデジタル化しました。

このうち、1856年・安政3年に、江戸にいた左内が福井藩の重臣、

 

中根雪江に送った手紙では見識のある左内が藩で重要な役目を与えられないことに

 

異議を唱えていて、左内の確固たる自信と信念をうかがい知ることができます。

郷土歴史博物館の山田裕輝学芸員は

 

「デジタル化することで、歴史の資料が継承されるとともに広く利用され、

 

左内の研究が進むことを期待している」

 

と話していました。

福井市は、クラウドファンディングで左内に関する資料あわせて

 

180点のデジタル化を進めていて、残りの資料も随時、公開していくということです。