就職氷河期世代の支援に向けて文科省は、
教員への就職を円滑にするため、多様な勤務形態について検討する。
さまざまな背景や専門性を持つ人材を教職に呼び込む狙い。
併せて教員採用試験で中途採用者に対する
試験の一部免除や加点措置などの拡充を全国の教育委員会に要請する。
3日に開かれた「就職氷河期世代等支援に関する関係閣僚会議」で示された資料によると、
「一時的任用」や短時間勤務などについて検討するとしている。
就職氷河期時代は教員採用数も少なく、
採用倍率は平成12年に小学校13・3倍、
中学校17・9倍を記録したのもこの時期。
採用予定者数が県全体で「若干名」というのも珍しくなかった。