<慶大・早大>8回、悪送球の間に生還し、飛び跳ねて喜ぶ早大・山口力(撮影・五島 佑一郎)
◇東京六大学野球春季リーグ最終週最終日
早大6―5慶大(2025年6月1日 神宮)
【写真】<慶大・早大>3回、満塁弾を放つ早大・前田健
早大が慶大を6―5で下し、前日と合わせ連勝。9勝4敗の勝ち点4で全日程を終えた。
これで9勝4敗1分けの勝ち点4だった明大と並んだため、
3日午後1時から神宮で両校による優勝決定戦が行われる。
早大は1―1の3回2死満塁から前田健伸一塁手(4年=大阪桐蔭)の中越え満塁弾でリードを広げた。
その後、慶大の反撃に同点とされたが、8回に待望の勝ち越し点が転がり込んできた。
1死一、二塁から石郷岡大成外野手(4年=早実)が空振り三振も、
二塁走者・山口力樹(4年=早稲田佐賀)の三盗に内野手の悪送球も重なり、山口が生還。
虎の子の1点を7回2死二塁から登板した田和廉投手(4年=早実)
さらに9回2死三塁でエース伊藤樹(4年=仙台育英)を投入する総力リレーで逃げ切った。
優勝決定戦で早大が勝てば3季連続49度目、明大が勝てば4季ぶり44度目の優勝が決まる。
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