早大が3連覇の懸かる優勝決定戦進出へ王手 4番の寺尾拳聖が復調、逆転首位打者も視野【東京六大学野球】
5/31(土) 22:25 中日スポーツ 配信より
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中日スポーツ
9回1死二、三塁で3本目のタイムリーを放った早大の寺尾拳聖外野手
◇31日 東京六大学野球春季リーグ戦 早大11―2慶大(神宮)
リーグ3連覇が懸かる早大は、開幕から4番の寺尾拳聖外野手(3年・佐久長聖)が1回にタイムリーを放つなど4安打4打点、打率を4割2分9厘まで上げて逆転首位打者も見えてきた。
「先制したいところで(前を打つ)小沢さんが先制打を打ってくれたので自分も波に乗れました」。リーグ戦中盤に4試合連続ノーヒットもあったが、2試合連続マルチ安打で初の4安打と復調、3打数2安打すれば、トップの山形(立大)の4割4分4厘に並ぶ。
この日は、開幕2番だった渋谷泰生内野手(4年・静岡)が左足の捻挫から7試合ぶりに復帰して1回から打線がつながり、エースの伊藤樹投手(4年・仙台育英)は8イニングを2失点で今春負けなしの6連勝で通算19勝目を挙げた。
明大との1回戦で負けて連敗ならV逸だったが、連勝して生き返った。そして連勝すれば明大との優勝決定戦となる慶大戦で先勝。小宮山悟監督は「優勝の可能性が出てきて、この1週間は選手のやる気ががぜん、みなぎっているグラウンドだった。いい形で試合ができると期待はしていたが期待以上の内容。あしたにつながる勝利」と語気を強めた。
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最終更新:5/31(土) 22:27 中日スポーツ