【大学野球】立大、明大との「5転」シーソーゲーム惜敗で勝ち点は2のまま 木村泰雄監督「私の責任」
報知新聞配信より
【大学野球】立大、明大との「5転」シーソーゲーム惜敗で勝ち点は2のまま 木村泰雄監督「私の責任」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース 配信より


◆東京六大学野球春季リーグ戦
第5週第3日▽明大7-6立大(12日・神宮)
立大は明大との「5転」するシーソーゲームに敗れ、3つめの勝ち点を逃した。
* * *
勝ちたかった。しかしわずかに勝利の女神は微笑まなかった。
前日の2回戦で先発し、勝利投手になりながらも4番手で救援し、
敗戦投手となったサウスポー・田中優飛(2年=仙台育英)は瞳を潤ませ、悔しさをにじませた。
「最後さえなければ…ベストボールだったんですが、はじき返されました。
ベストボールですけど、打たれたのは打たれたので、責任を感じます」
同点の7回。連投の疲れも感じさせず、気迫全開で明大の打者に立ち向かった。
スコアボードに0を2つ刻み、迎えた9回。2死三塁から
4番の内海優太(3年=広陵)への外角ストレートを中前に運ばれた。
この一打で試合は決まった。
木村泰雄監督(64)は惜敗にも、ナインの奮闘をたたえた。
「投手陣も野手陣も総力戦。全員で戦い、取られたら取り返す…
最後まで明治さんとああいう試合をやれたことは、選手を褒めてあげたい。
勝てなかったのは私の責任」。
落ち込む田中にも「連投でかなり厳しい状況の中、必死に投げてくれた。
最後までよく投げてくれた」とねぎらった。
(加藤 弘士)
報知新聞社
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