ローマ教皇の遺体をバチカンの大聖堂に安置 信者ら別れ、26日の葬儀を前に厳戒態勢
2025/4/23 17:39
ローマ教皇の遺体をバチカンの大聖堂に安置 信者ら別れ、26日の葬儀を前に厳戒態勢 - 産経ニュース 配信より
21日死去したローマ教皇フランシスコの遺体が23日、キリスト教カトリックの総本山バチカンの
サンピエトロ大聖堂に安置された。
一般弔問も始まる予定で、信者らが別れを告げる。
弔問は、大聖堂前の広場で26日に執り行われる葬儀前日の25日まで続く見通し。
ANSA通信によると、イタリア治安当局は22日、教皇の葬儀を前にテロ対策の会議を開いた。
葬儀には100以上の外交団が出席するほか、会場周辺には数十万人の信者らが訪れるとみられ、
最大限の警戒態勢を敷く方針を確認した。
米政府は22日、トランプ大統領が葬儀に参列するため、
25~26日の日程でローマを訪問すると発表した。2期目就任後初の外遊。
英仏独の首脳のほか、ウクライナのゼレンスキー大統領やスペイン国王フェリペ6世らも参列予定だ。
教皇の死を悼む集会は22日夜も開かれ、サンピエトロ広場に多くの信者が訪れた。
イタリア政府は葬儀当日までの5日間、全土で喪に服すと表明した。
(共同)