ロシア海軍の駆逐艦と揚陸艦が宗谷海峡を西進

海上自衛隊のミサイル艇「わかたか」(画像:海上自衛隊)。
防衛省・統合幕僚監部は、2025年4月22日(火)午前1時頃、宗谷岬(北海道)
の北東約70kmの海域において、西進するロシア海軍の駆逐艦と戦車揚陸艦を確認したと発表しました。
【画像】領海侵犯ギリギリ? これが戦車揚陸艦の航行ルートです
確認されたのは、ウダロイI級駆逐艦1隻、ロプチャーI級戦車揚陸艦1隻です。
これらの艦艇はオホーツク海から、日本海へ向けて航行しています。
なお、前者については1週間ほど前の4月16日(水)に宗谷海峡を東進した艦と同一とのこと。
これらに対して、海上自衛隊のミサイル艇「わかたか」が、警戒監視や情報収集を行いました。
「わかたか」は、海上自衛隊が6隻保有するはやぶさ型ミサイル艇の2番艇で、
北海道の余市防備隊に配置されている第1ミサイル艇隊に所属しています。
全長約50m、基準排水量200トンという小型船ながら、搭載するガスタービンエンジン3基によって
最大44ノット(約81.5km/h)を発揮することが可能で、
このスピードは海上自衛隊が保有する艦艇のなかでは最速を誇ります。
乗りものニュース編集部
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