「米国の製造業を強化」 日本製鉄、USスチール買収の再審査を歓迎 早期の完了を期待
産経新聞配信より
「米国の製造業を強化」 日本製鉄、USスチール買収の再審査を歓迎 早期の完了を期待(産経新聞) - Yahoo!ニュース
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日本製鉄は8日、米鉄鋼大手USスチールの買収計画について、
トランプ米大統領が7日に対米外国投資委員会(CFIUS)に再審査を命じたことを歓迎するコメントを発表した。
コメント全文は次の通り。
「トランプ大統領が、CFIUSに対して、日本製鉄とUSスチールの合併に関する審査を改めて行うよう指示したことに感謝いたします。日本製鉄は当初より、客観的で事実に基づいた審査が行われれば、USスチールと日本製鉄のパートナーシップが米国の経済および国家安全保障を強化し、USスチールが米国内で米国の労働者により、原料採掘から製品製造までを一貫して運営する、卓越した米国企業であり続けることを可能とすることを明らかにすると確信してきました。日本製鉄は、USスチールが世界をリードする鉄鋼メーカーとなり、米国のお客さまに最高品質の製品を提供し、米国の製造業を強化するため、既に計画している投資に着手できるよう、早期の審査完了を期待しています」。
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耐火物・窯炉
鉄をつくるプロセスなどに用いられる耐火物や、各種熔炉(炉、暖炉や、溶鉱炉などのファーネス)の設計施工及び築造修理を行う。
業界概要
耐火物の最大用途は鉄鋼設備耐火物とは火(高温)に耐える物質(無機材料)のこと。高温を扱う産業(冶金工業、化学工業、窯業、機械工業、ガラス工業など)で原料を溶かしたり、材料を熱処理したりする設備(加熱炉、窯炉など)の内張り材料として使われている。耐火物はセ氏1500度以上の高温に耐える定形耐火物や、最高使用温度がセ氏800度以上の不定形耐火物、耐火モルタル、耐火断熱レンガなどからなる。熱による体積変化や機械的強度の低下が少ない。日本では主に鉄鋼産業の各設備に使用されている。代表的な設備としては高炉(溶鉱炉)や熱風炉、コークス炉、転炉、電気炉、連続鋳造機などがある。鉄鋼製品以外の金属製品(アルミニウム製品や銅製品など)やガラス製品、セメント製品の製造設備のほか、自治体のゴミ焼却炉などにも使用されている。
耐火物はかつて高温高圧の厳しい環境から炉を守る意味合いが強かった。最近は軽くて丈夫な鋼板の開発競争を受けて耐火物に求められる役割が広がり、鉄から不純物を取り除く役割など特殊な機能性耐火物の需要が増えている。
(2025/03/19調査)