大学生の地域活動、ふるさと納税で支援 鳥取市が鳥大・環境大と協定

富田祥広

 

大学生の地域活動、ふるさと納税で支援 鳥取市が鳥大・環境大と協定 [鳥取県]:朝日新聞 配信より

 

連携協定を結んだ(左から)中島広光・鳥取大学長、深沢義彦・鳥取市長、小林朋道・公立鳥取環境大理事長=2025年2月10日午前11時5分、鳥取市、富田祥広撮影

 

 鳥取市ふるさと納税のメニューに、市内にキャンパスがある鳥取大と公立鳥取環境大への寄付を募る商品を加えた。人口減少や高齢化など地域の課題解決につながる大学の活動を資金面で支援し、地域活性化の推進をめざす。

 

 市は10日、両大学とそれぞれ連携協定を締結。仲介サイト「楽天ふるさと納税」で、大学別に「応援寄附(きふ)」を1口2千円で受け付け始めた。

 

 寄付金は募集にかかる経費を除いた額を市の基金に積み立て、次年度以降、大学が実施する地方創生関連の教育研究活動や学生活動への助成などに活用する。より多くの寄付額を活用できるように返礼品は設けず、市から大学への個人情報の提供に同意した人には大学から感謝状を贈る。

 

 協定に基づく大学側の活動のイメージは、学生と若手社会人の交流会▽学生目線での商店街活性化に向けた調査研究や実践▽大学と地元企業による新商品開発▽学生による地域食堂での子どもの学習支援▽学生によるまちのにぎわいを生み出すイベントや情報発信――などだ。深沢義彦市長は「県内外から多くのみなさんにご協力いただきたい」と期待する。

 

 鳥取大の中島広光学長は「離れていても大学を支援したいという方々の受け皿になり、学生の地域活動の活性化につながるといい」、公立鳥取環境大の小林朋道理事長は「教育研究や、地域と学生のつながりをより一層深める取り組みに向けて有効に活用したい」と述べた。

 

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私のコメント :  令和7年3月15日、鳥取市ふるさと納税のメニューに、鳥取市内にある鳥取大と公立鳥取環境大への寄付を募る商品を加えた。人口減少や高齢化など地域の課題解決につながる大学の活動を資金面で支援し、地域活性化の推進をめざす。

 

鳥取市は 10日、鳥取大学 と 公立鳥取環境大学 両大学とそれぞれ連携協定を締結。仲介サイト「楽天ふるさと納税」で、大学別に「応援寄附」を1口2千円で受け付け始めた。

 

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社会

 

鳥取市と大学がふるさと納税で協定 地域の人材育成や地域経済の活性化などで協力 納税額の90%が各大学への補助事業へ 鳥取県鳥取市

 

2025年2月11日 18:39

 

鳥取市と大学がふるさと納税で協定 地域の人材育成や地域経済の活性化などで協力 納税額の90%が各大学への補助事業へ 鳥取県鳥取市(2025年2月11日掲載)|日本海テレビNEWS NNN 配信より

 

ふるさと納税を活用した大学の魅力向上や地方創生の推進を目指し、鳥取市と、市内に拠点を置く2つの大学が連携協定を結びました。

2月10日、鳥取市役所で開かれた協定の締結式では鳥取市と鳥取大学、公立鳥取環境大学がそれぞれ連携協定を結びました。協定には大学へのふるさと納税を活用し、地域の人材育成や地域経済の活性化など4つの項目で協力することが盛り込まれています。

鳥取市 深澤義彦 市長
「(大学と)共にそれぞれの資源を生かしながら地方創生の取り組みをふるさと納税の制度を活用し取り組んでまいりたい」

大学へのふるさと納税は「楽天ふるさと納税」の鳥取市のサイトで行うことができ、必要な費用を除いた寄付額の90%が各大学への補助事業に使われるということです。

 

最終更新日:2025年2月11日 18:39