東京株、一時800円超安 円相場147円台後半

時事通信 経済部配信

 

東京株、一時800円超安 円相場147円台後半:時事ドットコム 配信より

 7日午前の東京株式市場で日経平均株価が3万7000円を割り込み、下げ幅は一時、前日比800円を超えた。前日の米国市場でハイテク株が下落したことから、東京市場でも半導体株が売られた。午前10時現在は831円13銭安の3万6873円80銭。東京外国為替市場では、円相場が1ドル=147円台後半に上昇した。

NY株反落、427ドル安 関税政策に不透明感

 前日の米国市場では、米半導体企業の決算発表をきっかけにハイテク株が下落。トランプ米政権の政策に対する不透明感も買いを鈍らせた。為替が円高に振れたことも売りを誘った。

 円相場は午前10時現在、147円95~96銭と前日比43銭の円高・ドル安。連合が集計した春闘の賃上げ要求が高水準で、日銀の追加利上げ観測が台頭。日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。

 

関連記事