山口県柳井市長選挙、自民党員2人が一騎打ち…人口減少が進む市の活性化策や道路整備の方策巡り論戦
配信より
山口県柳井市長選挙、自民党員2人が一騎打ち…人口減少が進む市の活性化策や道路整備の方策巡り論戦(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信より
山口県柳井市長選は23日告示され、5選を目指す現職・井原健太郎氏(50)(自民推薦)と新人の前市議・下村太郎氏(42)の2人が、ともに無所属で立候補した。2021年の前回選と同じ顔ぶれの自民党員2人による一騎打ちとなった。 【略歴】市長選立候補者の2人
人口減少が進む市の活性化策や、道路整備の方策などを巡り論戦が繰り広げられる。
投票は3月2日午前7時~午後7時に25か所で行われる。離島の平郡地区の2か所は前日1日の午前7時~午後6時に行われる。開票は2日午後8時15分から柳井小体育館で行われる。
選挙人名簿登録者数は今月22日現在、2万5395人。
まちづくりの成果強調…井原健太郎氏
井原候補は柳井市中心部の駐車場で出陣式を開き、近隣自治体の首長や県議らを前に第一声を上げた。企業誘致やインフラ整備などを実績として挙げ、「目に見えてまちづくりの成果が生まれている」と強調した。
空き家や一人暮らし世帯の増加といった課題が残されているとし、「最も訴えたいキーワードは『連携』。これまで以上にあらゆる方々と連携し、市の課題を解決してもっと輝かせていくことが私の役割、使命だ」と力を込めた。
自民党の岸信千世衆院議員(山口2区)や柳居俊学・県議会議長、推薦した連合山口の伊藤正則会長らが応援演説した。ガンバロー三唱で気勢を上げ、選挙カーで遊説に出発した。
道路整備の重要性訴え…下村太郎氏
下村候補は柳井市のJR柳井駅近くで出陣式に臨んだ。「柳井の人口減少は国の予測よりも早く進み、古里が本当に寂しい状況になっている。人が集まる活気あるまちづくりが必要だ」と訴えた。
式では駆けつけた支援者らを前に道路整備の重要性に触れ、「高速道路を使いやすくするため柳井玖珂道路を実現させる。その際には1万人の建設従事者が市に滞在し、1000億円以上の経済効果をもたらす」と主張した。
物価高騰対策については、来年度に買い物券を全市民へ配布する考えを示し、「市民目線に立った、市民の声を聞いた施策を進めていく」と力を込め、選挙カーに乗り込んだ。
【関連記事】