竹下景子が21年間も演じ続けた『北の国から』“雪子おばさん”、俳優としての転機と語る“モモ子シリーズ” 、ターニングポイントとなった思い出深い作品、人との出会い

竹下景子の「THE CHANGE」インタビュー#2

 

竹下景子

 

 

竹下景子が21年間も演じ続けた『北の国から』“雪子おばさん”、俳優としての転機と語る“モモ子シリーズ” 、ターニングポイントとなった思い出深い作品、人との出会い|オリジナル|インタビューサイト 双葉社 THE CHANGE

 

配信より

 

#北の国から #田中邦衛 #吉岡秀隆 #中嶋朋子 #倉本聰

 

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 20代でレギュラー出演したクイズ番組『クイズダービー』(TBS)では豊富な知識と勘の良さで「三択の女王」の称号が付き、清楚なしっかり者のイメージから「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」と呼ばれた竹下景子。

 

母親役、祖母役と、年齢を重ねるたびに魅力が増していく竹下景子のTHE CHANGEとは————

 

【第2回/全4回】

 

竹下景子 撮影/三浦龍司

 

竹下景子が俳優として本格的にデビューしたのは、1973年のNHK銀河テレビ小説『波の塔』。以来、数多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演してきた。

 

「それぞれの作品に関わっている最中は、“これがわたしのターニングポイントだ”とはわからないものです。でも、今振り返ってみるといくつかあって、そのひとつが『北の国から』です」

 

 1981年10月から半年間にわたって放送されたドラマ『北の国から』は、その後8編のスペシャルドラマとあわせ、竹下は21年間に渡って“雪子おばさん”を演じ続けた。

 

田中邦衛さんが演じた黒板五郎、吉岡秀隆くんの純と、中嶋朋子ちゃんの蛍。家族として共に年齢を重ねていくうちに、演じるというのは役のフリをすることではなく、その場で本当に生きるのだということを、倉本聰先生から学びました」

 

〝モモ子シリーズ〟ではソープ嬢役に挑戦

 その『北の国から』テレビシリーズの直後に出演したドラマ『十二年間の嘘 乳と蜜の流れる地よ』から8回に渡って放送された“モモ子シリーズ”も忘れられない作品。当時“お嫁さんにしたい女優ナンバーワン”と言われていた竹下が、なんとソープランド嬢を演じるということで大いに話題になった。

 

「市川森一先生の脚本で、演出はTBSの堀川とんこうさん。わたしとは正反対の、文字通り身体を張って生きているモモ子という役と出会えたことは、とても嬉しかったし、俳優として大きな転機だったと思います」

 竹下はドラマや映画はもちろんだが、舞台にも精力的に出演してきたが、ここでも大きな出会いがあったという。

 

「2007年に「あうるすぽっと」という、池袋の劇場のこけら落とし公演『海と日傘』に参加させていただいたのですが、このときに演出をしてくださった文学座の高瀬久男さんからは、改めて舞台でのお芝居を丹念に教えていただきました。高瀬さんはお若くして亡くなられてしまったので、もうご一緒することはできないのですが、あのとき教えていただいたからこそ、今も舞台に立ち続けているのだと思っています」

 

 2025年は、2月15日から上演する―サイモン・スティーヴンス ダブルビル― 『ポルノグラフィ/レイジ』の稽古でスタート。毎年、年に数本の舞台に出演し続けているが、竹下景子にとって舞台の魅力はどこにあるのだろう?

 

「これは、演出家の佐藤信さんがおっしゃっていたことなんですけど、お芝居って幕が下りると何もなくなってしまう、はかないものなんですよね。でもだからこそ、その一瞬一瞬にかける思いがあるんです。そして、お客さまとご一緒だからこそ作り出される空間というのが、演劇の素晴らしいところだと思います。俳優が舞台上から発信するものを、お客さまは受け取るだけでは無く、共通の体験として感じていただけたら、こんなに嬉しいことはありません」

 

(つづく)

 

竹下景子(たけした・けいこ)
1953年9月15日生まれ。愛知県出身。高校生時代からテレビドラマに出演し、1973年にドラマ『波の塔』(NHK)で本格デビュー。映画『学校』で第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。舞台『朝焼けのマンハッタン』、『海と日傘』で、第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。近年の主な出演作は、舞台『まるは食堂 2024』(24年)、『Silent Sky』(24年)、NHK
連続テレビ小説おかえりモネ』(21年)、ドラマ『風間公親−教場0−』(23年)、『離婚しようよ』(23年)、映画『君たちはどう生きるか』(声の出演/23年)など。

 

●作品情報
サイモン・スティーヴンス ダブルビル
『ポルノグラフィ PORNOGRAPHY/レイジ RAGE』
東京公演:2025年2月15日(土)〜3月2日(日) シアタートラム
作:サイモン・スティーヴンス
翻訳:小田島創志(『ポルノグラフィ』)、髙田曜子(『レイジ』)
演出:桐山知也
出演:亀田佳明 土井ケイト 岡本玲 sara 田中亨 
古谷陸 加茂智里 森永友基 斉藤淳 吉見一豊 竹下景子
スウィング:伊藤わこ 森永友基
公式サイト: 
https://setagaya-pt.jp/stage/16041/

 

【画像】竹下景子が“雪子おばさん”を21年間も演じ続けた名作ドラマ『北の国から』

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(工藤菊香)

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竹下景子

(たけした・けいこ)

俳優

1953年9月15日生まれ。愛知県出身。高校生時代からテレビドラマに出演し、1973年にドラマ『波の塔』(NHK)で本格デビュー。映画『学校』で第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。舞台『朝焼けのマンハッタン』、『海と日傘』で、第42回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。近年の主な出演作は、舞台『まるは食堂 2024』(24年)、『Silent Sky』(24年)、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(21年)、ドラマ『風間公親−教場0−』(23年)、『離婚しようよ』(23年)、映画『君たちはどう生きるか』(声の出演/23年)など。

 

私のコメント : 令和7年2月2日、山口県 山口市 浄妙寺 節分 星祭りに 私は、参列する。

 

 

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