海上保安庁が無人航空機「シーガーディアン」3機を北九州空港で試験運用…「重要海域に迅速に向かえる」
読売新聞オンライン 配信より
海上保安庁が無人航空機「シーガーディアン」3機を北九州空港で試験運用…「重要海域に迅速に向かえる」(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信より

北九州空港での試験運用が始まった無人航空機「シーガーディアン」(海上保安庁ホームページより)
海上保安庁は31日、海上自衛隊八戸航空基地(青森県)を拠点に運用してきた
無人航空機「シーガーディアン」について、拠点を北九州空港に移しての試験運用を始めた。
同基地から3機を移動させ、離着陸や飛行ルートの確認などを行う。
2025年度から本格的な運用が始まり、10月以降に新たに2機を加えて5機態勢となる予定。
【写真】北九州空港と宮崎空港間で試験飛行を行う米ベータテクノロジーズの電動航空機
海保によると、シーガーディアンは日本周辺海域の監視、警戒が主な任務で、
密漁の取り締まりなども行う。
23年に広島で開かれた先進7か国首脳会議(G7サミット)では海上警備を担った。
周辺海域を巡る情勢などを踏まえ、北九州空港への移転が決まった。
海保は同空港について「24時間運用可能で、重要海域に迅速に向かうことができる」とし、
「更なる海洋監視体制の強化に取り組み、国民の安全・安心の確保に努める」としている。
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