相次ぐ教員の逮捕で県教委が緊急会議 再発防止策を周知

 

相次ぐ教員の逮捕で県教委が緊急会議 再発防止策を周知|NHK 山口県のニュース

配信より

 

県内の教員が、生徒などにわいせつな行為をして逮捕される事案が相次いだことを受けて、県教育委員会が緊急の会議を開き、再発防止策を県立高校の校長などに周知しました。

県内では、今週、岩国市の県立高校の54歳の教頭が、勤務先の高校で女子生徒の体を触ったとして不同意わいせつの疑いで逮捕されたほか、山口市内の公立中学校の36歳の教員が、16歳未満の知人女性のみだらな写真を撮影したなどとして、児童ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕されました。


教員の不祥事が相次いだことを受けて、県庁では、県立高校の校長や市や町の教育委員会の担当者などがオンラインで集まる緊急の会議が開かれました。


はじめに、県教育委員会の根ヶ山耕平 副教育長が、「児童らを守り育てる教員が性暴力を行うことは許されない行為だ。大きく失墜した公教育への信頼回復に向けて、再発防止の取り組みの徹底を図りたい」と述べました。


このあと、会議は非公開で行われましたが、児童らへの性暴力などの再発防止として、教育上必要ない児童の体への接触は性暴力となりうるという定義の周知のほか、児童の性被害に対してはやく対応できるように、定期的な調査の実施や相談窓口の設置を呼びかけたということです。