男子サーブル、立教新座・河原資起が初優勝…「どんな形でもフェンシング続ける」

 

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は25日、フェンシングとソフトボール女子が行われた。

 

全国を制した宮城県勢が優勝報告…フェンシング男子団体Vの気仙沼・清原主将「五輪選手の背中追いかけ努力続ける」

 

埼玉県勢は、フェンシング男子サーブルで、立教新座の河原資起選手が優勝した。

 

 

優勝を決め、マスクを外す河原選手
優勝を決め、マスクを外す河原選手

 

決勝で、なかなか緊張が解けなかった。

 

対戦相手は、大会や練習を通じて何度も対戦し、手の内を知り尽くしている。

 

それもあってか攻めあぐね、リードを許す時間帯もあった。

 

 最後は「がむしゃらにやるしかない」と戦い、15―13の接戦を制した。

 

初優勝にも「体の動きは悪くなかったが、満足できる内容ではなかった」と述べた。

 

 北京五輪フルーレ個人、ロンドン五輪フルーレ団体でいずれも銀メダルの太田雄貴さんを見て、

 

小学1年の時にフェンシングを始めた。技術面だけでなく、精神面も鍛えて臨んだ最後のインターハイ。

 

「昨年は2年生という甘えがあった。気持ちの部分を切り替えたことが大きい」

 

と大会を振り返り、ほっとした表情を見せた。

 

今後については、「どんな形であれ、フェンシングは続けようとは思っている」と力を込めた。

 

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