秋の園遊会で隈研吾さん手がける浪江町の復興事業も話題に

 

秋の園遊会で隈研吾さん手がける浪江町の復興事業も話題に|NHK 福島県のニュース 配信より

 

30日開かれた秋の園遊会では、招待された1400人余りが天皇皇后両陛下や皇族方と

 

和やかなひとときを過ごしました。


天皇皇后両陛下との懇談では、建築家の隈研吾さんが浪江町で手がけている復興プロジェクトも話題に上りました。

園遊会は、両陛下の主催で、春と秋の2回、東京・港区の赤坂御苑で開かれています。

30日は、パリオリンピック・パラリンピックのメダリストなど1400人余りが招待され、

 

両陛下や皇族方は和やかにことばを交わされました。

この中で建築家の隈研吾さんも招待され、隈さんが浪江町で手がけている復興プロジェクトも話題に上りました。

原発事故で住民が大幅に減った浪江町では、中心市街地の整備の一環で隈さんが

 

設計を手がけた商業施設の建設が始まっていて、

 

天皇陛下は、

「たびたび浪江の方に」

 

とことばをかけられました。

隈さんが、

「皆さんが町を元に戻したいという気持ちが強いのを感じていて、

 

これに応えるようなものをつくらなきゃいけないなと自分を励ましてやっております。

 

皆さんが自分の愛する町を元に戻したいという気持ちを痛いほど感じます」

 

と述べると、

 

皇后さまは

「いい町ができるといいですね」

 

とことばをかけられていました。

懇談のあと隈さんは、

「浪江町の復興プロジェクトは静かで地味なものですが、

 

両陛下に興味を持っていただいて、励みになりました」

 

と話していました。