【衆議院選挙】島根2区最新情勢 前職に新人2人が挑む構図 三者三様の戦い方で支持訴える

山陰中央テレビ配信より

 

【衆議院選挙】島根2区最新情勢 前職に新人2人が挑む構図 三者三様の戦い方で支持訴える(TSKさんいん中央テレビ) - Yahoo!ニュース 配信より

 

山陰中央テレビ

 

10月27日に投開票を迎える衆議院選挙。島根2区の候補者の訴えと最新情勢をお伝えします。

 

前職に2人の新人候補が挑む構図で、三者三様の戦い方で支持を訴えています。 

 

島根2区に立候補しているのは、届け出順に、立憲民主党の新人・大塚聡子さん(57)。

 

自民党の前職で公明党が推薦する高見康裕さん(44)、共産党の新人・亀谷優子さん(38)の3人です。 

 

立憲・新 大塚聡子候補: 党利党略、私利私欲のために私達国民の税金を

 

あらぬ方向に使っているあの方たち、あの方たちには子供、家庭、福祉は絶対にさせたくはありません。 

 

立憲民主党の新人・大塚聡子さん。21日は出雲市斐川町の住宅街でマイクを握りました。

 

障害を持つ子どもの親として、そして半年間、出雲市の教育支援センターで働いた経験から

 

福祉と教育の連携や高齢者福祉制度の拡充などを訴えます。 

 

立憲・新 大塚聡子候補: ただただ、お父さんもお母さんも本当に疲れています。

 

何にもわかっていない方たちに、この子供、家庭、福祉を任せていたら

 

日本にはそのような子供たち、そして保護者が増えてしまう。 

 

大塚さんは東京都出身で、島根に住んでまだ半年しか経っていない上、

 

公示直前に立候補したことから知名度不足を自覚しています。

 

一人一人に駆け寄り、時間をかけて握手をして話を聞くスタイルで名前の浸透を図ります。 

 

立憲・新 大塚聡子候補: どこかの大きい党の真似をしてもあなたは通らないよと、

 

ひとつひとつ皆様のお声を丁寧に聞いて、だれに何を言われようとそのやり方を変えない。 

 

自民・前 高見康裕候補: 自民党は、確かにこの1年、政治とカネ(の問題で)

 

大変皆さんにご迷惑をおかけしてきました。

 

この透明化、もっと進めて、政治が一体何にそんなにお金かかってるのっていうのを、

 

私は全部1円単位で皆さんにお伝えしてます。 

 

自民党の前職、高見康裕さん。この日は生まれ育った地元の旧平田市をくまなく回りました。

 

故・竹下亘さんから受け継ぐ「ふるさと創生」に引き続き注力するとともに、

 

若い世代が中心となって政治改革を推し進めると訴えます。 

 

自民・前 高見康裕候補: 地方の予算を大幅に増やして、地方創生を本当に進めることができるのか、

 

本当に本当に大事な戦い、今回の選挙にかかってます。何がなんでも勝ち抜くその思いで頑張ってまいります。 

 

今回の衆院選から生まれ育った旧平田市が新たに2区に組み込まれました。

 

旧平田市の人口は、島根2区の有権者の10%近くを占める2万人強。区割り変更を大きな好機と捉えています。 

 

自民・前 高見康裕候補: 選挙戦は体力勝負でありますので、

 

みなさんから応援していただけると、それが元気になってまた頑張れるという感じなので、すごくありがたいです。 

 

共産・新 亀谷優子候補: 原発のない島根原発のない日本を作る選挙にしていきたいと思います。

 

自然災害が頻発する今の状況で、危険な原発を動かすことに不安を抱える方も多いと思うんです。

 

共産党の新人、亀谷優子さん。この日、平田市街で共産党が掲げる政策、原発の廃止、

 

消費減税、インボイス制度の廃止を訴えました。

 

大田市議を2期務めた実績がありますが、その他の地域でも知名度アップを目指し、

 

ひとつひとつの街頭演説を丁寧に行います。 

 

共産・新 亀谷優子候補: 日本経済が低迷したのは、この間ずっと消費税の増税があったからです。

 

大企業、富裕層を潤わせ、庶民を苦しめる消費税は廃止を目指し、緊急に5%への減税を提案します。

 

 亀谷さんの戦略は、見た目のインパクト。公示の直前に髪を金色に染めました。

 

イメージカラーのピンクとともに、まずは注目してもらうことで政策に耳を傾けてもらう作戦です。

 

 共産・新 亀谷優子候補: 看板を見て、最初びっくりされるので、

 

みんな目が点になるって感じですけど、注目してもらうという点では良かったんじゃないかなと思います。

 

 FNNは19日と20日に、全国の選挙区の情勢について世論調査を行いました。

 

これをもとに島根2区について取材結果も加味して中盤の情勢を分析しました。 

 

自民党の高見康裕さんが「優位」な状況で、立憲民主党の大塚聡子さんが「巻き返しを図る」展開です。

 

共産党の亀谷優子さんは「後れをとっています」。

 

山陰中央テレビ

 

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