「パナソニック コネクト」 佐賀工場を来年9月閉鎖へ
10月04日 20時35分
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パナソニックホールディングスの子会社、「パナソニック コネクト」は、およそ120人の従業員を雇用していた鳥栖市にある佐賀工場を来年9月で閉鎖すると発表しました。
「パナソニック コネクト」は4日、鳥栖市で会見を開き、自社による生産が減っているため鳥栖市にある佐賀工場の機能を大阪・門真市の工場などに移すとして来年9月末で閉鎖すると発表しました。
この工場は60年前、1964年に設立され、企業向けの決済端末やビデオカメラ、補聴器を生産してきました。
会社によりますと現在に勤めている従業員、およそ120人は希望に応じてグループ内の配置転換などで雇用の継続を検討するということです。
工場の敷地はおよそ6万1000平方メートルで、工場閉鎖後は佐賀県や鳥栖市と協力しながら売却も含めて検討を進めて活用方法を探るとしています。
新家伸浩執行役員は「地元経済に貢献する姿を目指し、敷地の活用方法を探っていく」と話していました。