【速報】兵庫・斎藤知事 不信任決議後初の登庁 進退明言せず「白紙ではなくだいぶ固まってきている」29日までに決断へ 県議会本会議は「休会」に

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【速報】兵庫・斎藤知事 不信任決議後初の登庁 進退明言せず「白紙ではなくだいぶ固まってきている」29日までに決断へ 県議会本会議は「休会」に(読売テレビ) - Yahoo!ニュース

 

兵庫県・斎藤元彦知事(24日午前10時ごろ)

 

 24日午前10時ごろ、兵庫県の斎藤知事が登庁し、取材陣の進退についての問いかけに対し「3連休の間、思い悩みながら考えていた。しっかり考えて決めていきたい。」としたうえで「重い決断。私も人間ですので苦しい胸の内もある中で決めなければいけない。白紙ではなく、だいぶ気持ちは固まってきている」と話しました。

 

19日午後に開かれた県議会本会議で、知事への不信任決議案が可決・成立してからは初めての登庁となります。

 

兵庫県議会の議員運営委員会(24日午後1時半ごろ)

 

 一方、兵庫県議会は24日午後、議員運営委員会を開き、

 

25日に再開予定だった本会議について、今月29日までいったん「休会」とし、30日に再開することを決めました。

 

一連の県政の混乱を受けて判断したものです。

 

(※県の補正予算案は19日の知事への不信任決議案議決前の本会議で既に可決成立済み)

 

読売テレビ「ウェークアップ」に出演した斎藤知事(21日)

 

 斎藤知事は21日、読売テレビの「ウェークアップ」に出演し、自身の不信任が全会一致で議決されたことに対して、‟辞職か議会の解散か”についての今の考えを問われると、「いろいろ考えているという状況です。私の人生もそうですけども、やはり兵庫県政にとっても大事な局面ですから、少しずつ自分の思いは固まりつつあるんですけども、やはりしっかり考えたいと思っています」と語っていました。  

 

こうした報道番組での発言について改めて取材陣に意図を聞かれると、

 

「私も人間。世間的にはメンタルがすごく強くて『鋼のメンタル』などと言われている面もあるが、自分自身、苦しい胸の内もあったり、思い悩むことも多々あった。県政をどうしたかったのか、どうしたいのかを伝えることは大事だと思っている」

 

 と話しました。  

 

元幹部職員が作成した告発文書に端を発した、斎藤知事のパワハラなどの疑惑やその後の対応については、議会による百条委員会が開かれ、兵庫県議会は本会議で知事への不信任決議案を提出し、決議案は全会一致で可決・成立しました。

 

斎藤知事は不信任決議の成立を受け、10日以内(29日まで)に「議会の解散」か「失職」を選ぶことになりますが、それまでに自ら辞職するという選択肢もあります。

 

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有料記事

 

滝坪潤一

 

兵庫・斎藤知事の重点施策「県立大学無償化」 スタート1年目で暗雲 [兵庫県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 兵庫県の斎藤元彦知事の肝いりの若者支援策の一つ、

 

県立大学の授業料無償化が苦境に立たされている。

 

今年4月に始まったが、斎藤知事らを内部告発した文書への対応で県政は混乱し、

 

2025年度の予算が通るか見通せないからだ。

 

 21日の県議会の県政改革調査特別委員会で、

 

最大会派の自民は次のように注文をつけた。

 

「県政は危機的状況にある」

 

「県立大無償化を計画通りに継続することには疑問がある」。

 

また、貯金に当たる財政調整基金を財源としており、安定的ではないと述べた。

 

 その後も、効果を検証する前に打ち切るべきではないと主張した維新会派を除き、

 

「持続可能性を慎重に検討すべきだ(公明会派)」

 

など厳しい意見が相次いだ。

 

 これに対し、委員会に出席し…

 

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