自民党総裁選に出馬するにあたり、政策を発表する林芳正官房長官=衆院第1議員会館で2024年9月10日午後2時38分、平田明浩撮影
自民党総裁選告示日の12日朝、林芳正官房長官(63)は「風林火山」を語った。
東京都内で記者団の取材に応じ、
「今から戦いが始まる。風林火山という心構えでしっかりと戦い抜いてまいりたい」と語った。
「風林火山の林というのは、林のように静かなごとく。こういうことで、
(これまでは)静かにやってきた」と説明。
「今からは、風のように速く、林のように静かに、火のように激しく、
そして山のように動かず。これはぶれないということだと思いますが、
こういう心構えでしっかり頑張ってまいりたい」と意気込んだ。
【写真】権力闘争の頂点 自民党総裁の椅子
今朝は北朝鮮のミサイル発射があったため、官房長官として「早くから対応していた」という。
それでも前日は「ぐっすりと睡眠をとることができた」とし、「体調は万全だ」と語った。
今後も官房長官としての危機管理業務に支障がないよう総裁選に臨むとした。
記者から「今朝の勝負飯は?」との質問を受けると、「まだお茶しか飲んでいません」と述べた。
【鈴木悟】
【関連記事】
