次期衆院選島根1区は女性候補三つ巴の戦いか…自民島根県連が高階氏擁立決める 知名度不足克服が課題
山陰中央テレビ配信より
次期衆院選島根1区は女性候補三つ巴の戦いか…自民島根県連が高階氏擁立決める 知名度不足克服が課題(TSKさんいん中央テレビ) - Yahoo!ニュース 配信より
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9月の自民党総裁選後にも想定される解散総選挙に向けて、
自民党島根県連は、衆議院島根1区の立候補予定者について、
比例代表中国ブロック選出の高階恵美子衆院議員を擁立することを決めました。
高階恵美子衆院議員: ゼロから候補者として、ふさわしいと認めていただけるような、
高階として頑張りたい。
高階恵美子衆院議員は7日、次の衆院選島根1区の立候補予定者に決まりました。
高階議員は宮城県出身の60歳。2010年に参議院の比例代表で初当選し、
2期目途中の2021年に衆議院比例代表中国ブロックに鞍替えしました。
「旧安倍派」の議員で、かつて派閥の会長も務め、2023年11月に亡くなった
細田前衆院議長との縁もあり、自民党島根県連に所属しています。
衆参あわせて14年のキャリアを評価し、県連が出馬を打診しました。
当時の心境を問いました。
高階恵美子衆院議員: 全く正直な話をすると、戸惑いました、最初。
しかしここをひとつの契機に、改めて島根の未来のために働かせていただく」
厚生労働副大臣を務めるなどの経歴の一方、課題のひとつが選挙区内での知名度不足です。
Q(島根1区で)
「知名度は十分にあるか、それともこれから伸ばさないといけないか認識は?
自民党島根県連・園山繁幹事長: それは後者でしょう。
高階恵美子衆院議員:
ゼロからのスタートです。 細田前衆院議長の死去に伴う4月の補欠選挙では、
1996年に衆議院で小選挙区制が導入されて以降、自民党が島根で初めて議席を失いました。
敗れた自民党の新人が、立候補を表明したのは選挙の約3か月前で、知名度不足も指摘されました。
9月12日告示、27日に投開票の自民党の総裁選後にも想定される解散総選挙。
年内実施の可能性もあり、高階議員の活動期間はさらに短くなる可能性があります。
加えて「政治とカネ」の問題も尾をひき、再び厳しい選挙戦が予想される中、自民県連の幹部は。
自民党島根県連・園山繁幹事長:
県連各議員、地域支部、支援団体、連携が取れて、
ひとつの目的に向かって整然と戦いを進めることができれば結果は見えてくる。
対立候補はどう見ているのか…4月の補欠選挙で自民党を破り議席を獲得した
立憲民主党の現職・亀井亜紀子衆院議員は…。
立憲民主党・亀井亜紀子衆院議員:
高階議員は島根県連所属の議員だが、私は地元でお見かけしたことがない。
恐らく島根県のことはまだ詳しくないのではないか。
(島根に対し)どのようなことを考え訴えてくるのか注目している。
このほか共産党の新人・村穂江利子さんも立候補を予定しています。
女性3候補による三つ巴の戦いとなるのか。選挙戦に向けた攻防が早くも激しさを増しそうです。
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