旧柳川藩主・立花家史料から知る関東大震災 柳川市で展示会
旧柳川藩主・立花家史料から知る関東大震災 柳川市で展示会|NHK 福岡のニュース
配信より
旧柳川藩主の立花家に伝わる史料などを通して、100年前の関東大震災の被害を知り、防災意識を高めてもらおうという展示会が柳川市で開かれています。
展示会は柳川市の柳川古文書館で開かれていて、関東大震災の被害を記録した立花家の書状や写真など15点が展示されています。
このうち、柳川にいた立花家当主に東京のおいから届いた書状は今回、初めて公開されたもので、「二日午後四時新築中のお家に火がつきました」などと東京の立花家の屋敷が焼失したことを報告しています。
また、去年発見されたという古い写真には、屋敷の焼け跡の様子や焼け跡に建てられた小屋が写っています。
このほか、貴族院の議員などを務めた柳川出身の曾我祐準が書いた「震火遭難録」には、自宅が全焼したことなどとともに「世界未曾有ノ出来事」と書かれています。
会場には、柳川で義援金集めが活発に行われていることを報じた当時の新聞の写しも展示されています。
柳川古文書館の学芸員、中川晃一さんは「市民をはじめ、みなさんに防災について考える機会にしてもらいたいです」と話していました。
展示会は今月末まで開かれています。
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新型コロナ10週連続感染増 「手足口病」6週連続で県が警報
新型コロナ10週連続感染増 「手足口病」6週連続で県が警報|NHK 福岡のニュース
配信より
新型コロナの感染者数が10週連続で増加しています。
県は、帰省や通院など人が多い場所に行く際には手洗いや消毒など
特に基本的な感染対策に努めるよう呼びかけています。
福岡県は今月15日から21日までの直近の「感染症週報」をまとめました。
それによりますと、新型コロナの感染者数は3849人で、前の週より894人増加しました。
内訳は
▼福岡市で1199人、
▼北九州市で592人、
▼久留米市で96人などとなっています。
1医療機関あたりの平均は19.44人と前の週の1.30倍で、10週連続で増加しています。
県は発熱などの症状が出た場合はかかりつけ医などの身近な医療機関に相談するとともに、
帰省や通院など人が多い場所に行く際は手洗いや消毒など特に基本的な感染対策に努めるよう呼びかけています。
一方、子どもを中心に発症する感染症も流行が続いていて、
「手足口病」は1医療機関あたりの平均が10.86人で、県は6週連続で警報を出して警戒を呼びかけています。
また主に子どもが感染し、発熱やのどの痛みなどの症状が出る「溶連菌感染症」の一種、
「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」は1医療機関あたりの平均が5.62人で、27週連続で警報レベルが続いています。