島根県津和野町を600年守り続けてきた弥栄神社|鳥居修復へご支援を
島根県津和野町を600年守り続けてきた弥栄神社|鳥居修復へご支援を
島根県津和野町を600年守り続けてきた弥栄神社|鳥居修復へご支援を(彌榮神社 2023/07/27 公開) - クラウドファンディング READYFOR 配信より
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彌榮神社
支援総額
5,415,000円
目標金額 4,000,000円
支援者
162人
募集終了日
2023年9月15日
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25
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プロジェクト概要
活動報告16
応援コメント162
プロジェクト本文
第二目標達成のお礼とサードゴール挑戦について(9/14追記)
弥栄神社を応援いただき、ありがとうございます。皆様のご支援のおかげで9月13日に第一目標金額を達成し、ネクストゴールを設定させていただきましたが、大変ありがたいことにその日の夜にネクストゴール500万円も達成することができました。本当にありがとうございます。関係者一同心より感謝申し上げます。
残り1日ほどとなりましたが、最終日である9月15日(金)の終了までサードゴール600万円を掲げさせていただくことといたしました。
残り限られた時間ではありますが、よりたくさんの方の想いを受け取り、良い形での鳥居修復を目指します。引き続きの応援、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
弥栄神社
>第一目標達成のお礼とネクストゴールについて(9月13日)
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リンク先のご案内をご確認ください
津和野の町を約600年守ってきた弥栄神社
平成25年豪雨災害から町を守った鳥居を修繕したい
弥栄(やさか)神社(正式名称:彌榮神社)は室町時代から現代に至るまでおよそ600年の間、島根県津和野(つわの)の町を守ってきた氏神様です。
津和野町は江戸時代津和野藩の情緒溢れる街並み、豊かな自然、街中を流れる川と鯉が泳ぐ風景。古くから変わらぬ文化・暮らしが残っているため、国内外問わず遠方より多くの方が観光に訪れる町です。
そして、城下町を流れる川の入り口に弥栄神社は鎮座しており、津和野の文化・暮らし・風景の中心となっている神社です。
そんな津和野町を平成25年(2013年)初夏に豪雨が襲い、大きな被害が発生。津和野川の氾濫や、土砂崩れによって、道路、線路、ライフラインが断絶し、復興までに大変な労力と時間を要しました。
ただ、そのような豪雨災害の中、弥栄神社の鳥居の目の前で、川の増水による土地の侵食、土砂崩れが止まり、神社の裏手側にある津和野の城下町だけは、大きな被害が出なかったのです。偶然かも知れませんが、昔と変わらぬ津和野の文化・暮らしが続いているのも、「弥栄神社に守られているから……。」その様に思う出来事でした。
そして、津和野文化の象徴とも言える弥栄神社の「鷺舞(さぎまい)神事」が2022年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
これを機に津和野の町を守るため、崩壊は免れたものの大きく損傷してしまった弥栄神社の鳥居を修繕したい。その想いで、この度クラウドファンディングに挑戦することにしました。
観光地「津和野」といっても、人口数千人の過疎化の進む小さな田舎町です。財政的は厳しい状態が続いており、土砂を受け止め傾いた鳥居も「町の人たちの想い」、「有志による活動」によって、なんとか補強し現状を維持している状態です。
津和野の伝統的な文化、ほっと心落ち着くような風景を守り、後世へ残していくために、津和野を訪れたことのある方のみならず、今回の取り組みを通じて津和野へ興味を持っていただいた皆様にお力添えいただけますと幸いです。
皆様のあたたかいご支援をお願い申し上げます。
目次
01:島根県津和野町と彌榮神社
02:平成25年豪雨被害から町を守った鳥居
03:鳥居の修復を目指して
04:津和野の暮らしと文化を後世へつなぐ
05:メンバーからのご挨拶
06:応援のお声
島根県津和野町と彌榮神社
■島根県津和野町
津和野は島根県の西部、山口県との県境に位置し、城下町の街並み、町中を流れる川に鯉が泳ぐ風景が有名で、国内外問わず多くの方が旅に訪れる山あいの小さな田舎町です。
人口数千人の過疎化の進む小さな町ですが、緑の山の中に、赤い石州瓦。雲海が広がる時期の津和野城址はまるで天空の城。太皷谷稲成神社の千本鳥居。観光地として作られた景色ではなく、古くからの暮らしの中で生まれたどこか懐かしい情緒ある景色を楽しむことのできる、隠れた観光地です。
■弥栄神社
そして、弥栄神社(正式名称:彌榮神社)はその津和野の町の氏神さまです。町に流れ込む川の入り口に鎮座し、約600年もの間、津和野の町を守り続けてきました。
弥栄神社はもともと祇園社として創建され、室町時代(正長元年、1428年)に当時の津和野城主である吉見弘信が城の鬼門鎮護のために太皷谷(滝の本)に遷座したと伝えられています。
現在の場所へ移されたのは、1395年の「応永の水」と呼ばれる津和野川の大氾濫が発生し、津和野の町が大きな水害に襲われたことに起因しています。川の流れを変える大規模な工事が行われるとともに、津和野の町を水害から守る「治水の神様」として、1437年に津和野川沿いの現在地へと移されました。そして、幕末(慶応3年、1867年)に祇園社から彌榮神社に改められ、現在に至っています。
主祭神は素戔嗚尊(須佐之男命)。無病息災の神様として有名ですが、神話 八岐大蛇は治水工事だったという説もあるように、川の氾濫を治める神様とも考えられています。
日本遺産にもなっている江戸時代の津和野藩の風景を記した「津和野百景図」にも当時の弥栄神社が描かれており、昔から変わらない様子を見てとることができ、津和野の暮らし・文化の中心となる役割として、何世代にも渡り津和野に住む人に大事にされてきたことが伺えます。
現在でも新春の元旦祭、夏の始まりを告げる輪くぐり神事、夏の鷺舞、秋の芋煮、冬の大祓と四季折々の行事が行われ、津和野に暮らす人々にとって、季節の移り変わり、町の暮らしのリズムを教えてくれる、そんな大切な神社です。
■ユネスコ無形文化遺産「鷺舞神事」
弥栄神社に由来する神事、お祭りは年に複数回あり、町の賑わいを担っています。その中でも歴史が最も古く、最も盛大なお祭りが毎年7月20日から27日にかけて開催される「津和野祇園祭」です。
津和野祇園祭は、弥栄神社の主祭神である素戔嗚尊が普段鎮座される弥栄神社から同じく町内の御旅所まで移動され、1週間移動されるという神事です。
元々、弥栄神社のある場所は武家街であり、一般の町人は参拝することができませんでした。そこで、祇園祭の期間だけ一般の町人も参拝できるように御旅所へ来られるため、多くの人が集まるお祭りとなりました。
そして、弥栄神社の神様が移動される7月20日と7月27日に行われるのが「鷺舞神事」です。
過去執り行われた鷺舞神事
鷺舞は京都の祇園社(現 八坂神社)で行われていた神事です。それが山口県へ伝わっており、室町時代(天文11年、1542年)に疫病鎮護のために津和野でも行うようになりました。現在に至るまで500年以上も続く、津和野の伝統文化となっています。
そして、この度2022年12月1日にユネスコの世界無形文化遺産に登録※となりました。
Previous
2017年に執り行われた鷺舞神事
※参照:https:/
平成25年豪雨被害から町を守った鳥居
平成25年(2013年)に津和野町に大きな豪雨災害が発生しました。近隣の地域も含めて、大きな被害が出た災害であり、川の氾濫や土砂崩れによって鉄道、道路が大きく損壊し、完全復興までにはJRの復旧までに1年、道路の復旧までにはさらに数年の月日が掛かりました。(現在も工事中の場所があります)
津和野の城下町には津和野川が流れており、濁流となった川が土地を侵食しながら津和野へ押し寄せました。
水害の様子
津和野川は弥栄神社のある付近で大きく曲がり、城下町を避けるように流れています。そして、津和野の城下町の中を流れる川は、津和野川から引き込まれその入り口付近に弥栄神社が位置しています。
濁流となった津和野川は土地を侵食し、そのまま真っ直ぐ津和野の町を飲み込む勢いでしたが、弥栄神社の目前で土地の侵食が止まり、津和野の町中への川の氾濫が防がれました。また、同時に太皷谷稲成神社付近の山で土砂崩れが起き、大量の土砂が町の方へ流れ込みそうになりましたが、これも鳥居に差しかかったところで止まり、大きな被害となりませんでした。
川の増水が引いた後、土地の侵食が止まった箇所を見ると、江戸時代に作られたと思われる弥栄神社の古い石垣が見つかり、この石垣によって侵食が止まっていました。
偶然かも知れませんが、昔と変わらぬ津和野の文化・暮らしが続いているのも、「弥栄神社に守られているから……。」その様に思う出来事でした。
この時、鳥居は大きく損傷してしまいした。しかし、ライフラインの復興を優先したため、鳥居の修繕までには至りませんでした。
鳥居の修復を目指して
観光地「津和野」といっても、人口数千人の過疎化の進む小さな田舎町です。財政的は厳しい状態が続いており、土砂を受け止め傾いた鳥居も「町の人たちの想い」、「有志による活動」によって、なんとか補強し現状を維持している状態です。
損傷が激しい鳥居
Next
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そして災害から10年が経ち、いよいよ補修だけでは維持することが難しく、建て替えが必要な状況に。しかし先にも述べたように、高齢化、過疎化が進む津和野町では、有志による資金集めも難しいため、なんとかできないかという思いでクラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。
鳥居修復にかかる費用は約1,200万円。長年積立ててきた資金を活用しますが、それでもなお資金が不足している状況です。しかし、鳥居の劣化は待ってくれません。崩落の恐れもあったため、現在は鳥居を解体し、建て替えに向けて準備を進めています。
クラウドファンディング概要
●第一目標金額:400万円
●資金使途:彌栄神社の鳥居修復費用
建て替えスケジュール
●現在:鳥居解体済
●完成予定:2023年9月~10月頃
私たちにとって、クラウドファンディングの実施は、勇気のいる挑戦でした。しかし津和野の伝統的な文化、ほっと心落ち着くような風景を守り、後世へ残していくために、実施を決めました。津和野を訪れたことのある方のみならず、今回の取り組みを通じて津和野へ興味を持っていただいた皆様にお力添えいただけますと幸いです。
津和野の暮らしと文化を後世へつなぐ
このクラウドファンディングへの挑戦は、単に老朽化した鳥居を修繕するということではなく、津和野の伝統文化を未来へと繋げる活動だと考えています。
弥栄神社が今の場所に移り、今の町の形になってから600年。途方もなく長い歳月、津和野の町を支えてきた町の人の想いを子供の世代、孫の世代、50年後、100年と後世へ繋げていく。先人に恥じぬように、これからを生きる子供達に恥じぬように、津和野の文化、暮らしを後世へ繋げていく。そう決意し、挑戦をしています。
この想いに共感いただける皆様、ぜひあたたかいご支援、応援をよろしくお願い申し上げます。
メンバーからのご挨拶
彌榮神社総代長 益井博久
日本文化遺産である彌榮神社の鷺舞神事が令和4年12月1日にユネスコの世界無形文化遺産に登録となりました。これを機に神社の整備をしようという機運が盛り上がり、まず倒壊寸前の鳥居を再建することになりました。総代・崇敬者を主体に資金調達をしていますが、何分力に限りがあります。この際、広く皆様方のお力をお借りしてこの事業を完成したいと思います。
ぜひ趣旨をご賢察のうえ、何とぞ格別のご奉賛を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
彌榮神社宮司 桑原秀幸
こんにちは。彌榮神社宮司の桑原秀幸です。
当彌榮神社は正長元年(1428)より津和野に鎮座する氏神神社です。当社に伝わる鷺舞は約500年の間、例大祭で神前に奉納され国の無形民俗文化財にも指定されています。昨年ユネスコ無形文化遺産への登録が正式決定した「風流踊」の中の一つにも入っています。
この彌榮神社例大祭も平成二十五年の津和野町豪雨災害、令和元年より四年間の未知の感染症等の様々な困難な中も規模の縮小等、対応を変えながら鷺舞の奉納と共に続けてきました。「お祭り」を通じて氏子の方々をはじめ地域の人と人の助け合いと繋がりを維持することが神社のあり方の本質であると思っています。人口の減少という問題もあり全てを同じままに維持していく事は困難ですが、守るべき伝統を残しながら時代や状況にあわせて現在まで伝え続けてきた神社の「お祭り」をこれからも維持存続させていきたいと思います。
当社の大鳥居は大正時代に建立されたものですが、先に述べた豪雨災害等により急速に老朽化が進み倒壊の危険がある為、この度修繕事業を行う事となりました。 彌榮神社はこれからも地域の人と人の繋がりの維持の為、例大祭をはじめとした行事に奉仕していきます。その為にも鳥居修繕事業にどうか氏子崇敬者皆様の格別のご理解とご協力をお願い申し上げます。
応援のお声
津和野町長 下森 博之
弥栄神社は正長元年が由来とされ、数多くの文化財を有する津和野町の中でも、古い歴史を持つ大切な文化遺産です。当社を舞台に毎年7月に祇園祭の神事として奉納される「鷺舞」は400年以上にわたり伝承され、国重要無形民俗文化財に指定されるとともに、ユネスコ無形文化遺産にも登録されております。
町としても、歴史ある鷺舞と弥栄神社が末永く継承されて行くよう、関係者の皆様と心を一つにして今後も取り組む考えでありますが、人口減少の中で様々な課題を認めてもおります。 この世界に誇れる文化遺産の保存と継承に、皆さまのご協力を頂くことが出来るならば、私たちにとって大きな力と励ましになると考えております。多くの皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
津和野町観光協会 会長 池田 和哉
津和野が誇る世界の文豪 森鴎外先生もご幼少の折、ご覧頂いたであろう鷺舞神事を抱える津和野 弥栄神社。
この度、その神社の鳥居の改修工事が行われるとの事。津和野町民にとって心の拠り所でもあります弥栄神社、色々な場面で神社の境内を利用、活用して参りました私たちは鳥居の復活が本当に待たれる思いでございます。
私共、津和野町観光協会も鷺舞神事は町を代表する観光資源でございます。またこの度、ユネスコ無形文化遺産に登録された事で多くの国内外からのお客様の御来町されますので早急な改修が望まれます。
この度のこのクラウドファンディングで全国の皆様へ支援のお願いを申し上げる事に、私共、観光協会をはじめ地元あらゆる組織、企業も一丸となりこの事業の成功を心からご支援を申し上げております。先ずは津和野に住む私達が一生懸命汗をかき、その後を全国の皆様にご支援をお願いをすると言う事でございます。津和野観光の無くてはならない鷺舞を後世に継承して行くためにも大元の弥栄神社の整備は欠かせない事業だと考えます。
どうか全国の皆様には今回の神社の鳥居改修事業にご理解を賜り、ご支援ご協力いただきます様、こころよりお願いを申し上げます。
【留意事項】
○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
○ リターンにつきましては、第一目標達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。
○ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
プロジェクト実行責任者:
桑原 秀幸(彌栄神社)
プロジェクト実施完了日:
2023年10月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
弥栄神社の鳥居の修復
リスク&チャレンジ
リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
リターンの鷺舞体験について、鷺舞は津和野の道路を封鎖して実施するため、警察での道路使用許可が必要です。ただし、毎年恒例で行っている伝統行事であるため、行事の1週間前(2024年7月14日)までに問題なく許可取得できる見込みです。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金で対応します。
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