財務相、介入有無「コメント控える」 11日夜の円急騰で
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鈴木俊一財務相、為替介入の有無「コメント控える」 11日夜の円急騰で - 日本経済新聞 (bing.com)
背信より

鈴木俊一財務相は12日の閣議後の記者会見で、11日に政府と日銀が円買いドル売りの為替介入を実施したかと問われ「コメントは控える」と発言した。同日夜の外国為替市場では対ドルの円相場が一時1ドル=157円台半ばに急騰し、市場では為替介入があったとの観測が浮上している。
今後の円相場については「為替の水準はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して市場において決定され、安定的に推移するのが望ましい」と従来からの見解を繰り返した。「急激な変化は望ましくなく、特に一方的な動きには懸念を持つ」とも語った。

財務省の神田真人財務官も12日朝、「為替介入の有無についてはコメントしない」と再度強調した。
財務省内で記者団の取材に答えた。「過度の変動や無秩序な動きに対して適切な対応を取るという考え方に変わりはない」とも話した。
11日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、円高・ドル安が進行した。米国の利下げ期待が強まり円買いの動きが強まった。
神田氏は対ドルの円相場が直近1カ月で5%程度円安に動いたことについて「かなりの動き」との見解を示した。日本は輸入の8割が外貨建てで、輸入物価が上がることで国民の生活が脅かされることに懸念を示した。
私のコメント : 令和6年7月12日、鈴木俊一財務相は12日の閣議後の記者会見で、7月11日に政府と日銀が円買いドル売りの為替介入を実施したかと問われ「コメントは控える」と発言。財務省の神田真人財務官も7月12日朝、「為替介入の有無についてはコメントしない」と再度強調した。