国の名勝 錦帯橋の世界遺産登録目指す協議会 機運醸成を確認

 

国の名勝 錦帯橋の世界遺産登録目指す協議会 機運醸成を確認|NHK 山口県のニュース

 

岩国市にある国の名勝・錦帯橋の世界文化遺産への登録を目指す協議会が開かれ、錦帯橋の普遍的な価値を学んでもらうセミナーを開催するなど、登録に向けた機運を醸成していくことを確認しました。

岩国市にある錦帯橋は、江戸時代の工法で作られた5つの木造の橋が連なる構造で、アーチ状の美しい姿から国の名勝にも指定され、県や市などが世界文化遺産への登録を目指しています。


県庁で世界文化遺産への登録を推進するための協議会が開かれ、村岡知事や岩国市の福田市長が出席しました。


この中では、今年度の取り組みとして、錦帯橋の普遍的な価値を学んでもらうセミナーを冬ごろに岩国市で開催することを決めました。


また、ことし4月に国の文化審議会のなかに、今後の世界文化遺産の候補を検討するワーキンググループが設置されたことが報告され、これをチャンスに登録に向けた機運を醸成していくことを確認しました。


村岡知事は、「世界遺産登録の機運醸成に向けてそれぞれの関係団体がさらに連携を密にし、国への働きかけも含めて取り組みを進めていきたい」と話しています。