JR山口線新駅設置 伊藤市長“見込まれる以上の需要必要”

 

JR山口線新駅設置 伊藤市長“見込まれる以上の需要必要”|NHK 山口県のニュース

配信より

 

山口市がJR山口線の新たな駅の設置の検討を凍結したことについて、市の伊藤市長は、新駅の設置には今見込まれる以上の需要が必要だとして、「今はゴーサインを出すタイミングではないと判断した」と述べました。

山口市は市内を走るJR山口線の利用促進に向けて、湯田温泉駅と山口駅の間の山口市中園町周辺に新駅を設置する検討を進めていましたが、多額な事業費が見込まれることなどから、検討を凍結することを決めました。


山口市の伊藤市長は28日の定例記者会見で、新駅の設置で1日あたり600人余りの新規の利用者が見込まれることや、近隣の高校の生徒らが通学しやすくなる効果があるとした一方、新駅の設置には今見込まれる以上の需要が必要だと説明しました。


その上で「今はゴーサインを出すタイミングではないと判断した」と述べました。


一方、JR山口駅の改札の外にあるトイレについて海外の観光客も増加が想定されることから、7月6日までに現在の和式のトイレを洋式のトイレに改修することも発表されました。