東京科学大の初代理事長候補に決まり、記者会見する東工大の大竹尚登教授(24日、東京都目黒区)

東京科学大学・初代理事長の大竹氏「世界トップ目指す」

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2024年6月24日 14:22 (2024年6月24日 18:03更新)

東京工業大学と東京医科歯科大学が統合の東京科学大学・初代理事長の大竹尚登氏「世界トップ目指す」 - 日本経済新聞 (nikkei.com) 配信より

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東京科学大の初代理事長候補に決まり、記者会見する東工大の大竹尚登教授(24日、東京都目黒区)

東京工業大と東京医科歯科大が10月1日に統合して誕生する「東京科学大」の理事長候補者に決まった大竹尚登・東工大教授(60)は24日、東京都内で記者会見を開き、「学内の融和を図り、世界トップクラスの科学系総合大学を目指す」と意気込みを語った。

政府が創設した10兆円規模の大学ファンドで支援する「国際卓越研究大」の2度目の公募に申請する意向も明らかにした。公募は今年度内に始まる見通しで、大竹氏は「世界的に高い実力をもつ両大学の強みを生かし、合わせることで、研究の卓越性を訴求することができる」と述べた。

両大学は研究力が国内最高水準と認められた「指定国立大学法人」10校のうち2校で、同法人同士の統合は初めてとなる。大竹氏は両大学の理工学や医歯学の研究を組み合わせ、シナジー効果を生み出していくとした。

学内組織の活性化や国際化も急ぐ。「新産業の創成や社会課題への対応に果敢に挑戦する、活力と善意に満ちた大学をつくりたい」と語り、若手研究者に機会を与える新たな人事制度を整えるとした。

理工系の学部生に占める留学生の割合を2050年に3割に高める目標も掲げる。東工大の23年度の同割合は約5%だった。

大竹氏は機械材料学などを専門としており、10年に東工大教授。副学長などを歴任し、現在は同大科学技術創成研究院長を務めている。理事長の任期は24年10月から28年3月まで。

選考会議は18日、大竹氏を理事長候補に決定するとともに、管理運営体制を強化するため、大学総括理事(学長)の設置も決定。大竹氏は24日、学長に東京医歯大の田中雄二郎学長を迎える意向を示した。

東工大は理、工など6学院(学部・大学院に相当)からなり、約1万人が在籍している。東京医歯大は学部は医、歯の2学部で、学生数は約3000人。

盛山正仁文部科学相は21日の閣議後の記者会見で、大竹氏について「指導力や発信力を発揮し、法人統合のメリットを生かしつつ戦略的な経営に取り組んでほしい。統合して成功だったと言われるような大学にしていただきたい」と述べた。

(斎藤さやか)

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私のコメント :  令和6年6月26日、東京工業大と東京医科歯科大が10月1日に統合して誕生する「東京科学大」の理事長候補者に決まった大竹尚登・東工大教授 は令和6年6月24日、東京都内で記者会見を開き、「学内の融和を図り、世界トップクラスの科学系総合大学を目指す」と意気込みを語った。

令和6年6月26日、山口県 山口市にて 6月25日、6月26日の 二日間をかけて 東京医科歯科大学 卒業 歯科医師と私は、面談した。