スズキ本社に立ち入り検査…トヨタ・ヤマハ発動機に続き異例の3日連続立ち入り
スズキ本社に立ち入り検査…トヨタ・ヤマハ発動機に続き異例の3日連続立ち入り : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
自動車・二輪車メーカー5社による量産に必要な認証「型式指定」の不正申請を巡り、
国土交通省は6日午前、スズキの本社(浜松市)に対し、道路運送車両法に基づく立ち入り検査に入った。
トヨタ自動車、ヤマハ発動機に続き、車メーカー大手へ異例の3日連続の立ち入りとなった。
型式不正6車種、月内に安全性試験を完了…影響を最小限に抑えるため国交省が方針
国交省の職員3人は6日午前9時前、スズキ本社を訪れ、立ち入り検査に着手した。
スズキは2017年まで3年間生産していた軽自動車「アルト」(貨物仕様)のブレーキ試験で、
停止距離の測定数値を改ざんし、試験成績書に虚偽記載をした。
累計台数は約2万6000台。
生産中の車種では、不正は確認されていない。
国交省はマツダ、ホンダにも近く立ち入り検査を行い、不正の詳しい事実関係を確認した上で、5社に対する道路運送車両法による行政処分を検討する。
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トヨタとマツダは6日、国交省から出荷停止の指示を受けた計5車種の生産を停止した。トヨタが「ヤリスクロス」「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」の3車種。マツダは「マツダ2」「ロードスターRF」の2車種。