日産延べ17.6万台リコール 運転支援システム不作動など 国交省

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日産延べ17.6万台リコール 運転支援システム不作動など 国交省(時事通信) - Yahoo!ニュース

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日産自動車のロゴマーク(AFP時事)

 

日産自動車は30日、運転支援システムが作動しない恐れがあるなどとして、

 

ミニバン「セレナ」、スポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」など

 

計3車種延べ17万6158台(2021年12月~24年1月製造)のリコール(回収・無償修理)を届け出た。

 

  【動画】日産「セレナ」    

 

国交省によると、セレナ9万313台(22年11月~24年1月製造)は、

 

通信制御装置のプログラムが不適切なため、

 

走行中に警告灯が点灯し、運転支援システムが使えなくなる可能性がある。  

 

また、SUV「アリア」など計3車種8万5845台(21年12月~23年11月製造)は、

 

カーナビの制御プログラムが不適切で、死角を確認するカメラの映像が表示されないことがある。

 

一部の車種ではエンジンも始動できなくなる恐れがある。

 

【関連記事】

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F15戦闘機に恋した女性パイロット 過酷世界で存在感 グッドミッションに「うまい酒が飲めそうです」

5/11(土) 13:00 テレビ愛知 配信より

https://news.yahoo.co.jp/articles/222b59a1fc95d72022a1166fe048642fed3c7d8b?page=1

テレビ愛知

女性のF15戦闘機パイロット

航空自衛隊の主力戦闘機F15から降りてきたのは、立和田あかり2等空尉。沖縄県にある航空自衛隊・那覇基地に所属する女性の戦闘機パイロットだ。なぜ、戦闘機パイロットを目指したのか。密着取材した。

【動画で見る】自衛隊密着24時 マル秘任務に挑む凄腕ぞろいの特殊部隊

モンスターマシンは20万馬力「9G」の過酷な世界
戦闘機パイロットの装備「Gスーツ」

立和田2等空尉が操るF15戦闘機は20万馬力(新幹線の約10倍)、スピードはマッハ2.5を誇る。そんなモンスターマシンであるがゆえ、9Gもの重力加速度がかかる。これは体重の9倍の力で押しつけられる過酷な世界だ。

先輩隊員:
「身体にGが強くかかると血液が下に押し下げられ、脳に血が回らなくなります。そうなると最終的にはブラックアウト、何も見えなくなって失神してしまいます」

それを防ぐため立和田たち戦闘機パイロットの装備はものものしい。

立和田あかり2等空尉:
「これはGスーツです。空気の力で下半身を圧迫し、血流が下肢に集中しないようにするんです」

戦闘機に恋した乙女 狭き門を突破
インスタに自作料理を投稿

これまで肉体的負担が大きいことを理由に女性は戦闘機パイロットに採用されなかった。だが、2015年に門戸が開く。立和田はその狭き門を突破したスーパーエリートの1人だ。なぜ、戦闘機パイロットを目指したのか。

立和田あかり2等空尉:
「航空学生だった2年間にいろんな基地に行って、戦闘機を目の前で見たり、コックピットに座らせてもらいました。その時、『戦闘機はな、ゴォわ〜って、ウォわ〜ってやるんだぞ』って言われたり、ヴォ〜って飛んでいくのを見て心臓が高鳴ったんです」

独特の口ぶりで語る立和田。それはまさに戦闘機に恋した乙女だ。

現在、鹿児島の親元を離れ1人暮らし。冷蔵庫を開けると…ほとんどお酒、焼酎も並ぶ。さすが薩摩おごじょ。ベランダのプランターではナスやトマトなどを育てていた。料理好きでインスタには連日、自作の料理を投稿している。 

かつては男性との体力差に涙したこともあったが、戦闘機パイロットになって2年、今や所属部隊に欠かせない存在となっている。

実戦想定の戦闘訓練へ まずはお腹を満たしてから?
戦闘機に乗る立和田2等空尉

この日は、対戦闘機の戦闘訓練、通称、ドッグファイト。映画トップガンなどでもお馴染みの実戦を想定した訓練だ。

パイロットはTACネームと呼ばれる愛称で互いを呼び合う。通信する際の時間短縮や、聞き間違いを防ぐためだ。立和田の愛称は「ガッキー」。沖縄出身のあの人気女優が由来だ。

先輩隊員:
「ガッキーはウイングマンになるので、編隊長の指示に従って意図通りに戦闘する。そして自分が気づいた情報があれば提供してほしい」

ウイングマンは編隊長の機体とペアになり、戦術をアシストする重要な役割だ。立和田の表情はいつしかファイターに変わっていた。

いよいよ訓練が始まると思いきや、向かったのは滑走路ではなく食堂だ。「たこ空上げ(唐揚げ)」という那覇基地オリジナルの名物めしでお腹を満たす。飛行直前なのに満腹で大丈夫なのか。

立和田あかり2等空尉:
「食べないで飛ぶと、もし何かあって不時着とかした時に命を落とす。食べてからフライトするというのは基本なんです」

ドッグファイトを終え、無事に帰還した立和田。「グッドミッション」と先輩に声をかけられ、厳しかった表情が緩み、笑顔がこぼれる。

立和田あかり2等空尉:
「後輩たちにあこがれてもらえるような存在になりたいし、なるべきだと思っています。きょうは、うまい酒が飲めそうです」

立和田あかり、職業、戦闘機パイロット。きょうもモンスターマシンで大空を舞う。

愛知のニュース

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最終更新:5/21(火) 16:12 テレビ愛知
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北の空を守る28歳女性パイロット、F15戦闘機は「大空が自分のものに」…緊急発進に備える日々

2024/02/26 07:30 読売新聞 配信より

ウクライナ情勢

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240226-OYT1T50013/?from=yhd&ref=yahoo

 航空自衛隊千歳基地(北海道千歳市)にF15戦闘機のパイロットを務める女性隊員がいる。第201飛行隊の1等空尉・藤井百香さんだ。

24日で2年となったウクライナ侵略を続けるロシアとの緊張関係が高まる中、北の空を守る28歳は、領空侵犯のスクランブル(緊急発進)に備え、きょうも大空へ飛び立つ。

(土田浩平)

戦闘機パイロットとして国防を担う藤井百香さん(千歳市で)=大石健登撮影

 新千歳空港に隣接する千歳基地。濃緑のパイロットスーツに身を包んだ藤井さんが念入りに機体を点検していた。整備員に任せるだけでなく自身も搭乗前の最終チェックは欠かさない。

 戦闘機パイロットの朝は早い。午前8時過ぎの訓練飛行に備え、薄暗い同6時台には集合する。吹雪で視界が遮られるホワイトアウトや滑走路が凍る時以外は、厳寒の日も毎日飛ぶ。雪かきが必要な際は、さらに起床が早くなる。

 航空幕僚監部によると、空自の戦闘機パイロットのうち、女性は現在5人。

千歳基地に配属されたのは藤井さんが初めてだ。

仙台市生まれの藤井さんは慶応大法学部卒業後、パイロットを志望し、試験を経て2017年、一般幹部候補生として入隊した。

 千歳基地に着任したのは21年。氷点下20度にもなる寒さは予想以上だった。

千歳基地は対ロシア機へのスクランブル対応が多く、「一歩間違えば国際問題になるが、上空では上司に相談するいとまもなく、緊張する」と話す。

それでも、「自分の仕事が国の安全保障につながる」とやりがいを感じている。

 F15戦闘機は、コックピットの視界が360度開けており「大空が自分のもの」に感じるという。

パイロットは体重の9倍の重力(G)が体にかかり、一時的に視野を喪失するブラックアウトの危険性もある。

ただ、自身は経験がなく「女性はGに強いとも言われるので、この仕事は意外と向いています」とほほえんだ。

 操縦かんを握るときのタックネーム(愛称)は「ジャスミン」。

空飛ぶじゅうたんに乗るディズニー作品「アラジン」のヒロインにあやかった。

時間があるときは、シェークスピアや太宰治など文学作品を読んで過ごす。

入隊前は腕立て伏せもできなかったが、今は屈強な男性隊員らとチームを組む。

「性別は関係ない。空の仕事がしたい後進の人に続いてほしい」と力を込めた。