(写真:KKB)
日本銀行の創設に尽力し、内閣総理大臣も務めた松方正義の没後100年を記念して、
鹿児島市で来月、記念式典が開催されます。
(記念式典実行委員会 原口 泉会長) 「現代日本の国の骨格 財政基盤を整えた人で 日本が国際社会で、例えば日清・日露戦争で列強に仲間入りできたのは、ひとえに松方正義公の功績です」
松方正義は、鹿児島市の出身で、1877年の西南戦争で疲弊した財政を立て直すため1881年に大蔵卿、
いまの財務大臣に就任し、日本銀行の創立に尽力ー。
経済政策で手腕を発揮し、
二度にわたって内閣総理大臣を務めるなど明治から大正にかけて活躍しました。
(記念式典実行委員会 原口 泉会長) 「松方正義のような先見の明を持ったような国際社会で生きていく道を、もうちょっと探らないといけないかなと思いますので、新しい時代に生きる産業の在り方を、松方正義なら提言されるのではないかと思います」
没後100年の記念式典は来月30日に鹿児島市下荒田1丁目の銅像前で行われ、
午後からは記念講演も予定されています。
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