表千家「献茶式」7年ぶりに盛岡八幡宮で開催【岩手・盛岡市】

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表千家「献茶式」7年ぶりに盛岡八幡宮で開催【岩手・盛岡市】(IAT岩手朝日テレビ) - Yahoo!ニュース

配信より

 

(C)IAT岩手朝日テレビ

 

茶道の表千家による「献茶式」が県内で7年ぶりに行われました。  

 

盛岡八幡宮で行われた東北6県の献茶式には、同門の会員ら約700人が集まりました。  

 

茶の湯文化の普及と発展が目的で、コロナ禍の休止期間を経て、県内では7年ぶりの開催となりました。  

 

拝殿では、京都から訪れた表千家15代目家元の猶有斎宗匠がお点前を披露し、

 

金の茶碗に濃茶を、銀の茶碗に薄茶をたてて神前に供えました。参列した人たちはその姿に見入っていました。  

 

来年は宮城県での開催を予定しているということです。

 

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外務省での勤務を通じて

令和6年3月21日

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/lpc/pagew_000001_00456.html
配信より

外交実務研修員 廣松 光貴
(福岡県から派遣)

1 はじめに
 私は、福岡県から外務省へ派遣され、2022年4月より南部アジア部南西アジア課で勤務しています。

福岡県庁では、議会関係、総合特区や部局内の予算編成業務に携わってきました。

これまで国際関連の部署とは無縁であり、また、自身の語学力に全く自信がないこともあったため、ずっと不安を抱いたまま外務省での勤務初日を迎えたことが、つい最近のことのように感じます。

外務省で勤務する機会をいただき、日々貴重な経験をさせていただいている中で、この度、本寄稿の機会をいただきましたので、外務省での勤務を振り返りつつ、少しではありますが私が感じた事にも触れさせていただきました。

今後、外務省で勤務される外交実務研修員をはじめ地方自治体の皆様にとって、少しでも参考になりましたら大変幸いです。

2 南西アジア課での業務
日米豪印首脳(写真提供:内閣広報室)
日米豪印首脳
(写真提供:内閣広報室)

 私の所属する南西アジア課は、南西アジア地域7か国(インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディブ)との二国間関係を所掌しています。

日本と南西アジア諸国は伝統的に良好な関係にあり、また、日本の安全保障、地域の平和と安定の観点から重要な地域です。

また、2022年は南西アジア各国との節目の年を迎えるとともに、外務省としても2022年を「日本・南西アジア交流年」として定め、日本各地で様々な周年事業が行われました。

皆様の中には南西アジア地域各国をテーマとしたイベントに参加された方もいらっしゃるのではと思います。

 この重要な地域を担当する南西アジア課において、私はインド班にて日印関係(主に人的交流関係)に携わっています。日印は「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」の関係にあり、インドは日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた重要なパートナーです。その重要性は年々高まっており、日々の業務は重要かつ充実したものばかりですが、中でも私の印象に残った点について、いくつか紹介します。

(1)首脳会談等の外交行事について
 2022年5月の日米豪印会合、2022年9月の日印外務・防衛大臣会合、故安倍晋三国葬儀、2023年3月の岸田総理大臣のインド訪問、2023年4月の日・バングラデシュ首脳会談、2023年7月の林外務大臣の南西アジア訪問と多くの外交行事に携わる機会をいただきました。

南西アジア課のみならず、他課からの応援者、関係課及び関係省庁と協力しながら行事を造りあげていくダイナミックな仕事に、当初は圧倒されることもありましたが、経験を積んでいくなかで外交行事に携わる楽しさも感じることが出来ました。

JENESYS参加者報告会の様子

(2)招へい事業について
 また私は、南西アジア課以外に対日理解促進交流室業務を兼務しており、「対日理解促進交流プログラム」を担当しています。このプログラムは、各国青少年を日本に招聘し、日本の政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に関する理解の促進を図るとともに、親日派・知日派を発掘し、日本の外交姿勢や魅力等について発信する役割を担ってもらおうという事業です。

私はSAARC諸国(注)を担当しており、年間約150名の青少年を招聘しています。準備では、テーマ設定と視察先選定に苦労しました。交流事業は短期的には効果が見えにくいですが、国と国との友好関係の基盤となります。

日本と他国の将来の交流を見据え、各国の方々が日本から何を学び、帰国後にどう自国ないし日本に貢献してもらえるか、課員や関係者の方々のご意見・ご協力をいただきながら選定作業を行ったことは大変勉強になりました。

((注)SAARC諸国:インド、ブータン、スリランカ、モルディブ、ネパール、バングラデシュ、パキスタン、アフガニスタン)

3 地方連携推進室での業務

外務大臣及び新潟県知事共催レセプション
 現在、多くの地方自治体は、地域経済の活性化や多文化共生などといった諸課題に取り組むため、国際交流を推進する必要性が高まっていると思います。

 そのような中、外務省では、外交を推進していく上で、地方自治体等を重要なパートナーであると位置づけ、地方による国際的取組の推進に資する様々な取組を行っております。外務省での研修の一環として、約2か月間、地方連携推進室でも勤務する機会をいただきました。短い期間ではありましたが、外務省と地方自治体とが連携する事業や、多くの地方自治体の国際交流の取組を知ることが出来た大変貴重な機会でした。

 私は、同室で勤務している間、「地方連携フォーラム」、「外務大臣及び新潟県知事共催レセプション」及び「駐日外交団による地方視察ツアー」に関する業務に携わりました。いずれの事業も地方の多様な魅力を海外に発信することを目的に実施しており、上記事業で一緒に仕事をした地方自治体の方々の郷土愛あふれる熱心な様子がとても印象的でした。私も福岡県からの派遣者ですので、他の自治体による特徴的な魅力発信の様子を拝見することは、とても刺激的でした。

 外務省と地方自治体等の連携によって、地方の多様な魅力がさらに海外に発信され、インバウンド促進や地元産品の販路拡大等を通じて地域経済の活性化が図られることが期待されます。私自身も、数年後には地方自治体職員としての業務に戻ることになるため、戻ってからも外務省との連携を密にし、今回の経験をいかしたいと考えております。

4 おわりに
 外務省での勤務は、外務省特有の言い回しや物事が決まるスピード感など驚きの毎日でしたが、気がつけば2年間の研修が終わりに近づいております。

 この間、通常業務はもちろん、要人対応に関する大型ロジ業務など、非常に濃い経験をさせていただきました。南西アジア課の皆様をはじめとして、外務省関係者の皆様から多大なご支援をいただき、このような私でもここまで何とかやってこられました。これまで、大変有意義な時間を過ごすことができ、改めて、貴重な学びの機会を与えていただいた外務省、福岡県、お世話になっている関係者の皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。

 本省での勤務は残すところ僅かとなりましたが、これからも人とのつながりを大切にし、たくさんの事を学びたいと思います。そして、4月には在外公館での勤務となる予定です。地方自治体の国際交流に少しでも貢献出来るように、私自身も楽しみながら精一杯頑張りたいと思います。