南陽市の山林火災 住宅に延焼のおそれ 148世帯に避難指示

 

南陽市の山林火災 住宅に延焼のおそれ 148世帯に避難指示|NHK 山形県のニュース

配信より

 

4日、山形県南陽市で発生した山林火災は、5日も現場で消火活動が行われましたが、いまだ鎮圧には至っていません。


市は火が住宅にも延焼するおそれがあるとして、現場近くの地区に避難指示を出し、住民に避難を呼びかけています。

4日午後1時前、南陽市宮内で「山から白煙が見える」と消防に通報があった山林火災は、5日も延焼が続いていて、消防によりますと、5日朝から6機のヘリコプターが上空から放水を行いましたが、いまだ鎮圧には至っていないということです。

警察によりますとこの火事でこれまでに70代の男性1人が足にやけどを負い病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

また、南陽市によりますと、火災の範囲は5日午後5時時点で、山林およそ95ヘクタールで、山小屋とトイレの2棟が焼けたということです。

市は、火が住宅にも延焼するおそれがあるとして、午後6時30分に中川地区と宮内地区に住む合わせて148世帯410人に避難指示を出し、住民に避難を呼びかけています。

消防などは日没後、5日の活動を終了し、6日も朝から消火にあたることにしています。

山形県内は6日も空気が乾燥し火災が発生しやすい状態が続く見込みで、消防や警察は火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。