初代ローマ皇帝の別荘か イタリアで遺構発見 東京大などのチーム

毎日新聞2024/4/18 08:15(最終更新 4/18 08:23)有料記事670文字

 

初代ローマ皇帝の別荘か イタリアで遺構発見 東京大などのチーム | 毎日新聞 (mainichi.jp)

配信より

 

初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘とみられる遺構から出土したつぼ=イタリア南部のソンマ・ベスビアーナ市で(東京大提供)
初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘とみられる遺構から出土したつぼ=イタリア南部のソンマ・ベスビアーナ市で(東京大提供)

 イタリア南部のベズビオ山北麓(ほくろく)にある遺跡から、初代ローマ皇帝アウグストゥスの別荘とみられる建物の遺構が見つかったと東京大などのチームが17日、発表した。

 

ベズビオ山南側のふもとにある都市ポンペイを壊滅させた紀元後79年の大噴火で埋もれたとみられる。

 

 遺構の規模や構造が明らかになれば、貴族が話し合う「共和政」から皇帝中心の「帝政」に移り変わる古代ローマで、皇帝がどう権力を振るっていたかを知るヒントになるかもしれない。

 

また、ベズビオ山噴火の実態解明も進むと期待される。

 

 チームは、2002年からイタリア南部のソンマ・ベスビアーナ市にある古代ローマの遺跡を調査。

 

歴史書に書かれている場所とほぼ一致することから、アウグストゥスが人生最後の時間を過ごし、紀元後79年の噴火で埋もれた別荘とみて発掘を進めた。

 

柱や壁、彫像を見つけたが、周囲の地質の分析からより新しい時代のものと分かった。

 

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ローマ帝国

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』配信より

ローマ帝国
IMPERIVM·ROMANVM (ラテン語)
Βασιλεία τῶν Ῥωμαίων (古代ギリシャ語)
 共和政ローマ
 プトレマイオス朝
前27年 - 1453年
ローマ帝国の国旗 ローマ帝国の国章
(国旗) (国章)
国の標語: Senatus Populusque Romanus(ラテン語)
ローマの元老院と市民
ローマ帝国の位置

  西暦117年当時のローマ帝国の最大版図

  

(中略)

 

中世における「ローマ帝国」である、東ローマ帝国ドイツ神聖ローマ帝国と区別するために、西ローマ帝国における西方正帝の消滅までを古代ローマ帝国と呼ぶことも多い。

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以下 内容は、省略しています。