久保純子 古巣・NHKに登場 初代MC務めた「プロジェクトX」秘話 「異例のことで…」

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久保純子 古巣・NHKに登場 初代MC務めた「プロジェクトX」秘話 「異例のことで…」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

久保純子(2009年撮影)

 

4月から18年ぶりに復活するNHKの人気ドキュメンタリー番組「新プロジェクトX 挑戦者たち」(土曜後7・30)の「放送直前スペシャル」が28日、放送された。  

 

歴代MCもVTR出演し、初代MCで現在ニューヨーク在住のフリーアナウンサー・久保純子が登場。秘話を明かした。  

 

旧シリーズのささやくような「プロジェクトX」のタイトルコールは久保の声だったことを明かし、「タイトルコールを私が担当させていただくのも異例のことで。何パターンも、力強いのもあれば、泣くような優しいパターンもあれば…いろんなパターンを試して最終的にはあの『プロジェクトX』になったんです」と振り返った。  

 

「2回目に放送された、ミスターVHS。高野鎮雄さん率いるチームが窓際族と言われながらも戦って戦って、VHSという世界規格を作っていくという。あの回は高野さんの言葉がとても素敵で脳裏に焼き付いていて、背中を押された気がします」と印象に残っているという。  

 

「夢中っていうのはたいへんすばらしいことだと思う。なんでもいいから夢中になってください」という高野さんの言葉に、「いつも思い出しながら、そうだよな、夢中になっているものを見つけると人間は頑張れるし、輝ける。どんな辛いことがあっても、悲しいことがあっても、そうだ夢があるんだ。私には夢があると歩いていけるような言葉をいただいた」と語った。  

 

同番組は2000年3月28日から05年12月28日まで放映。メインテーマとなったのは「戦後復興」と「高度成長」で、戦後の焼け野原から、メード・イン・ジャパンというブランドを築き、先進国の仲間入りを果たすまでの物語が中心だった。

 

今回のテーマは「失われた時代の挑戦」がテーマ。

 

バブル崩壊以降、日本は失われた時代と言われることが多いが、平成から令和への30余年に改めて目を向ければ、無数の挑戦と快挙が綺羅星の如く生まれている。

 

その裏にはかつてと同じように、知られざる情熱と秘話が隠されているはず。

 

そんな現代の挑戦者たちを追う。  

 

放送は4月6日にスタート。主題歌は中島みゆきの「新・地上の星」、エンディングは「ヘッドライト・テールライト」。いずれも中島が作詞・作曲を手掛けた。  

 

キャスターは「ニュースウオッチ9」など担当していた有馬嘉男記者と、森花子アナウンサーが担当。語りは旧シリーズでもおなじみだった俳優の田口トモロヲが務める。

 

初回の4月6日は「東京スカイツリー 天空の大工事~世界一の電波塔に挑む~」、

 

第2回4月13日は「弱小タッグが世界を変えた~カメラ付き携帯 反骨の逆転劇~」、

 

第3回4月20日は「約束の春~三陸鉄道 復旧への3年~」を放送する。

 

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