もしもフェリーが停泊中に大地震が発生したら… 宮崎カーフェリーが地震津波避難訓練
テレビ宮崎配信より
もしもフェリーが停泊中に大地震が発生したら… 宮崎カーフェリーが地震津波避難訓練(宮崎ニュースUMK) - Yahoo!ニュース
配信より
テレビ宮崎
フェリーが停泊している時に大きな地震が発生したことを想定した訓練が宮崎港で行われました。
この訓練は、宮崎カーフェリーが毎年行っているもので、従業員や船の乗組員などあわせておよそ60人が参加しました。
訓練は、宮崎港にフェリーが停泊している時に四国沖を震源とする最大震度6強の地震が発生し、大津波警報が発表された想定。
地震の発生を知らせるアラームが鳴ると、フェリーターミナルにいた従業員が約650メートル離れたところにある高さ約25メートルの建物まで避難しました。
(参加者) 「たくさんお客さんが乗っていることもあると思うので、ちゃんと誘導ができるようにルートなどを確認しておいた方がいいなと思った。」
(早瀬純哉記者) 「また、きょうは陸上での避難だけではなく、船の避難も行うということで、船と陸をつなぐホーサーの切断訓練も行われます。」
津波は、陸に近く水深が浅い場所ほど波が高くなるため、大津波警報が発表された場合、津波の影響がほとんどなくなる水深200メートル以上の沖合までフェリーを避難させる必要があります。
訓練では、フェリーを迅速に離岸させるため、乗組員が直径およそ7センチメートルの縄を小型のノコギリで切断する手順を確認しました。
(宮崎カーフェリー・成尾和也運航管理部長) 「フェリーが岸壁に停泊していると、波が来た際に船と岸壁がぶつかり船が破壊されるので、船に乗ったまま避難するのが1番安全。これからも日々訓練して、
(社員や乗組員が)自分の役割を果たせるようにしていきたい。」 宮崎県によりますと、
南海トラフ地震が発生した場合、宮崎市には、最短18分で高さ16メートルの津波が到達すると想定されています。
テレビ宮崎
【関連記事】