荒天で停泊中だった韓国船籍のケミカルタンカーが転覆 乗組員11人のうち8人を救助 積み荷はアクリル酸980トン 門司海保
FBS福岡放送 配信より
荒天で停泊中だった韓国船籍のケミカルタンカーが転覆 乗組員11人のうち8人を救助 積み荷はアクリル酸980トン 門司海保(FBS福岡放送) - Yahoo!ニュース
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門司海上保安部によりますと、20日午前7時ごろ、山口県下関市の六連島(むつれじま)北北西沖およそ8キロの場所で、荒天でいかりを下ろして止まっていた韓国船籍のケミカルタンカー(870トン)から「船が傾いている」と、救助を要請する通報がありました。

巡視船きくち、巡視艇ともなみ、はやなみ、さとざくら、はやぎくの計5隻と、県のヘリや自衛隊機など4機が出動し、転覆した状態の船を確認しました。 韓国人2人、インドネシア人8人、中国人1人の計11人が乗っているということです。 これまでにヘリで8人を救助し、病院に搬送したということです。詳しい容体は分かっていませんが、8人とも救命胴衣を着けていたということです。 現在も救助・捜索活動が続いています。

積み荷は、アクリル酸980トンということです。今のところ流出は確認されていないとしています。

福岡管区気象台は、山口を含む九州北部に暴風と高波に関する情報を出し、20日昼過ぎにかけて暴風や高波に警戒するよう呼びかけていました。 下関市では当時、最大瞬間風速20メートルを超える突風が観測されていました。
※午後2時半現在
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