2月22日「竹島の日」への政府の対応は、12年連続の政務官派遣でした。
丸山知事は、こうした政府の姿勢に改めて政府主催の式典の開催を求めました。
正午前、竹島資料室に訪れた内閣府の平沼正二郎政務官。式典を前に資料室を視察しました。
平沼政務官は、担当者からの説明に真摯に耳を傾けていましたが、特段の発言はありませんでした。
内閣府 平沼正二郎大臣政務官: 「諸般の事情のもとに検討した結果、領土問題担当である内閣府大臣政務官の私が出席するのに適切であると判断されたものと承知している。問題の平和的解決をはかっていくために、もっとも有効なものが何なのか、こういったものを勘案しながら今後のことは対応していきたいと考えている」
こうした政府の従前どおりの回答について丸山知事は。
島根県 丸山知事: 「竹島の日の式典を島根県がやることを前提として、誰に来てもらうかを競っていることでは決してない。北方領土並みの取り組みとして政府に対応してもらいたい」
丸山知事は、北方領土の日と同様に政府が竹島の日を閣議決定し、式典も政府主催で開催するべきとの考えを改めて示しました。
今回も粛々と開かれた式典。 来年で条例制定から20年という節目をひかえ、竹島問題はさらに霧の中を彷徨うのでしょうか?
山陰中央テレビ
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フジテレビ,社会部
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