境内の梅が見ごろを迎えている太宰府天満宮で、華道の上達を願って、梅の生け花が奉納されました。
この「献華祭」は、華道の上達を願って1955年から毎年太宰府天満宮で開かれていて、今回で70回目です。
「参進の儀」では、稚児衣装を身にまとった地元の幼稚園児たちや、和服姿の家元・池坊の献華奉仕者などが、参道を練り歩きました。
その後、仮殿で行われた「献華の儀」では、古来より邪気をはらうとされる紅白の梅を池坊の華道家が生けて神前に備えました。
◆池坊華道会 事務総長
「70年続いて来ましたので、10年後30年後50年後も、
九州の未来の先生方やお弟子さんで続けていっていただきたい、その一念です」
太宰府天満宮では「奉賛いけばな池坊展」も開かれていて、
九州の華道家たちによる生け花を19日まで楽しむことができます。
テレビ西日本
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