輪島市唯一の法律事務所が被災、弁護士「空白地域」に…生活再建へ法律相談のニーズ高まる見通し
2/18(日) 14:30 読売新聞オンライン 配信より
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読売新聞オンライン
石川県輪島市では、市内唯一の法律事務所が能登半島地震の影響で閉鎖を余儀なくされ、弁護士の「空白地域」となった。
生活再建の動きが本格化している被災地では今後、罹災(りさい)証明書の申請や壊れた建物を巡る法律相談のニーズが高まるとみられ、金沢弁護士会が電話相談などの支援に乗り出している。(荒田憲助)
石井翔大(しょうた)弁護士(37)は1月末、輪島市中心部の河井町に構えた法律事務所を閉鎖した。
「輪島を離れることになり、無念。今後も被災地にサービスを届ける方法を考え、奥能登の皆さんを支えたい」と語る。
日本弁護士連合会(日弁連)が弁護士不在地域に設置する公設事務所の所長として2015年に赴任。19年に独立し、離婚相談や遺言作成などに携わってきた。
元日に発生した地震で事務所は断水。備品も故障して復旧の見込みが立たず、能美市の法律事務所に移籍した。
今後はこれまで受けた仕事を継続しつつ、被災地からの2次避難者を含めた相談も受け付けるという。
日弁連のまとめでは、16年の熊本地震では無料相談窓口(対面・電話)に、1年間で1万2000件超の問い合わせがあった。
発生から1か月前後がピークで、全壊した建物の家賃や、住宅ローンの支払いに関するものが多かったという。
被災者からの電話相談に無料で対応する金沢弁護士会の弁護士(16日、金沢市で)
石井さんの事務所の閉鎖で、珠洲市などを含めた奥能登4市町の法律事務所は、穴水町の「おくのと法律事務所」のみになった。
同事務所の中上勇輔弁護士は「今後、法律相談のニーズが増えるとみられ、支援を行き渡らせるには不十分だ」と心配する。
金沢弁護士会は1月4日から電話による無料相談を実施している。
2月15日までに343件の相談があった。
罹災証明書の申請方法のほか、「自宅が倒壊して隣の家の物を壊した」「隣の家が自宅に倒れかかってきた」といった内容などがあるという。
同弁護士会では、七尾市の避難所などにも弁護士を派遣して無料相談会を開いている。
早川潤副会長は「弁護士が現地に行く必要を感じる。全国の弁護士会とも協力し、派遣範囲を少しずつ広げたい」と話す。
金沢弁護士会の無料相談窓口(080・8995・9483)は、平日午前10時〜午後4時(正午〜午後1時を除く)。電話で受け付けた後、担当弁護士から折り返しがある。
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最終更新:2/18(日) 14:31 読売新聞オンライン
〇 總持寺の歴史<増補新版>
竹内 道雄,尾崎 正善/吉川弘文館
〇 總持寺祖院 古文書を読み解く
圭室文雄/曹洞宗宗務庁
〇 萩焼宗家「坂高麗左衛門」襲名 坂悠太さん
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萩焼宗家「坂高麗左衛門」襲名した坂悠太さん 伝統の重圧も周囲の支え力に作陶に向き合う
2/18(日) 8:01 tysテレビ山口 配信より
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tysテレビ山口
テレビ山口
日本を代表する焼物のひとつ、萩焼。若くして萩焼の宗家を襲名したのが坂悠太さんです。
【写真を見る】萩焼宗家「坂高麗左衛門」襲名した坂悠太さん 伝統の重圧も周囲の支え力に作陶に向き合う
この春、初の個展となる襲名展を控えています。重圧を感じながらも、作品に向き合う姿を追いました。
十四世坂高麗左衛門、坂悠太さん。
先代の母の他界から8年、およそ400年続く萩焼の宗家を継いだのはおととしのことでした。
4月に京都で開かれる襲名展に向けた作品づくりを進めています。
十四世坂高麗左衛門・坂悠太さん
「やっぱり当然1番最初の展覧会で初めての個展でもあるので、怖いというか、どうなるんだろうっていうところはかなりあるんですけれども」
伝統と自分らしさの狭間で
襲名展は、坂高麗左衛門として手がけた作品が初めて広く評価される場です。去年9月の窯焚きでは、宗家の伝統と自分らしさとの間で揺れる様子も見せていました。
坂さん
「例えば茶碗だったりとか、伝統的な部分っていうのは芯はあるので、そこは迷わずにいられる部分では正直あります。ただ、逆にそこからいかに発展させていけるかっていうところがやっぱり正直問われているところではあるので」
このときできあがった作品の多くは、ろくろを使った伝統的な形でした。3度目の窯焚き前のこの日は、「手びねり」での作業です。
坂さん
「自由に形が作れるというのが特徴になると思うんですが、これまでとは違う茶わんを試しています。この茶わんはこうで、こっちはこうみたいな、そういうギャップをちょっと作ってみたくて。中央に境界線を入れてみたりとか」
作品の質も、数も求められる襲名展。「手びねり」で作品の幅を広げます。
孤独な作陶を支える仲間の存在
作品に向き合い続ける孤独にも見える作業。ですが、彼の周りには支えてくれる仲間がいます。
出身地、山口県美祢市で行われる神楽舞には毎年参加しています。子どもの頃からの顔なじみと過ごす貴重な時間でもあります。
幼なじみ・重枝雄斗さん
「坂さんは物静かだけど、結構熱いっていうか、根性あるって感じですね。やっぱりプレッシャーとかもあって僕らからは計り知れないものをたくさん背負ってると思うんですけど、それでもなんか割と楽しそうに頑張ってるんですごいなって思ってます」
宮司・宮原三郎さん
「いわゆる萩焼というのもあるでしょうけれども、彼自身の何と言いますか新たな境地、新たな萩焼というのも開拓してくれたらありがたいなと思っておる次第です」
坂さん
「神楽に関しては僕は当事者じゃないですけど、当事者じゃないながらも守り伝えるというところでちょっとかませてもらってるので、そういう意味では刺激になるというか、改めて自分の家を守っていく伝えていくということに少し思いをはせられるところもあると思いますし、息抜きにもなってると思いますし、家のことを考え直すきっかけにもなってるかなという風に思います」
萩焼の魅力を広める活動も
萩焼を広める活動も、作家の大事な仕事の一つ。去年11月、萩市の県立萩美術館・浦上記念館で開かれたのは、4人の作家が自分の器でお茶を提供し、萩焼の魅力を広めるイベントです。先輩の作家も、若くして、大きな名跡を継いだ坂さんを見守ります。
萩焼作家・渋谷英一さん
「お茶の稽古のときも真面目で、毎週しっかりお稽古一緒にさせていただいています。本当に坂さんらしい、先ほど言ったように真面目で、そういう所がしっかりと出た作品だと思ってます」
萩焼作家・玉村信一さん
「まだまだ、これから自分の作品づくりっていうのはもっともっと深めていかなければならないというところで、いろんな迷いはあったんだと思うんですね。葛藤を乗り越えて、やはり坂を襲名されたということに拍手喝采を送りたいなという風に思います」
坂さん
「こちらが先ほどご紹介いただきましたけど坂の作です。こちらはいずれも渋谷英一さんの作です。こちらの茶わんとあの皿もそうです。本当に作家によって同じ萩焼でもかなり雰囲気が違うというのはちょっとご理解いただければということでいろいろ出させていただいております」
「美しい、そのひと言に尽きます…」
「とてもすばらしかった。もちろんとてもいい経験です」
萩焼作家との共同窯焚きが学びに
昨年12月に開かれた、ほかの作家と共同で窯を焚くイベント。先輩と交流し、学ぶ場にもなっています。
萩焼作家・田原崇雄さん
「落ち着いたら一服しましょうか。お抹茶持ってきたんで」
田原さん
「坂さんはちょっと頑固すぎるところがあるので、もっと周りの人を頼ってもらってもいいかなと。僕らも仲間という意識があるので、一緒に萩を盛り上げていこうという気持ちがあって、やっぱり坂窯って萩の中では1番宗家なので、みんなで応援したい気持ちがあるので」
アドバイスや応援を力に変えて
坂さん
「例えば神楽舞の方だったりとか、生まれ故郷の人たちが非常にやっぱり心配してくれたりとか、純粋に応援してくれてるのは本当にすごく感じるので。多くの人から非常に具体的な部分でアドバイスいただけたりとか、それはすごくありがたいので、そういう部分を生かしていけたらなと思います」
襲名から1年7か月、技術的にも精神的にも成長を実感しています。
坂さん
「襲名展では当然これからどんな感じですよということを示せる本当にいい機会、ありがたい機会ですから頑張りたいです。有効に使わせていただきたいなという風には思います」
再び進み始めた坂高麗左衛門の歴史。襲名展に向けた作陶は追い込みの時期を迎えます。
テレビ山口
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最終更新:2/18(日) 10:08 tysテレビ山口
私のコメント : 令和6年2月18日、石川県 輪島市では、輪島市内唯一の法律事務所が 能登半島地震の影響で閉鎖を余儀なくされ、弁護士の「空白地域」となっている。
一方の山口県では、日本を代表する焼物のひとつ、萩焼。
十四世 坂高麗左衛門、坂悠太さんは、先代 坂高麗左衛門の母の他界から8年たつている。今から、およそ400年続く 萩焼の宗家を継いだというのは、おととしのことであった。ひたすらに、十四世 坂高麗左衛門、坂悠太さんにおかれては、山口県で、令和6年4月に京都で開かれる襲名展に向けた、その作品づくりを進めている。
一方 石川県と山口県にまたがる 文化財保護の関係、並び、焼物づくり 等 における 相互信頼 文化財保護 に関しては、当家における、その文化財保護における 石川県と山口県 両県にまたがる、その利害関係のもとにして、京都 表千家 お家元、表千家同門会をも中心におかれ、また、更に、慶應義塾大学 茶道部 OB・OG におかれても 文化財保護活動 各 内容 にも沿い、現在も、その文化財保護 内容が 継続され 続けられてもいる という 文化財保護活動に関する 私による 説明、その配信している 内容における現状が、その一辺にもある。
〇 新版 表千家茶の湯入門 上 風炉編
千 宗左/主婦の友社
〇 表千家の茶懐石ー亭主と客の心得 (お茶人の友 18)
堀内 宗心/世界文化社
〇 料理屋の茶懐石料理―四季の献立
志の島 忠/旭屋出版
〇 樂と萩
樂 吉左衞門,坂倉 新兵衛/世界文化社
〇 樂歴代―宗慶・尼焼・光悦・道樂・一元を含む
樂 吉左衞門,樂 篤人/淡交社
〇 労働市場 (1980年) (日経文庫 経済学入門シリーズ)
西川 俊作/日本経済新聞社
〇 計量経済学のすすめ (1970年) (エコノミスト・シリーズ)
西川 俊作/毎日新聞社
〇 数量経済史の原点―近代移行期の長州経済 (慶應義塾大学産業研究所選書)
西川 俊作/慶應義塾大学出版会
〇 長州の経済構造 1840年代の見取り図 (慶応義塾大学産業研究所選書)
西川 俊作/東洋経済新報社
〇 福沢諭吉の横顔 (Keio UP選書)
西川 俊作/慶應義塾大学出版会
〇 日本陶磁全集〈26〉古九谷 (1976年)
佐藤 雅彦/中央公論社
〇 真実の古九谷
二羽 喜昭/新風舎
〇 古九谷
出光美術館/出光美術館
〇 古九谷の暗号:加賀藩主・前田利常がつくった洗礼盤
孫崎紀子/現代書館
〇 佐藤栄作日記 全6巻セット
佐藤 榮作,伊藤 隆 監修/朝日新聞社
〇 マイセン磁器―時を超える美
橋田 正信/平凡社
〇 あたらしい洋食器の教科書 美術様式と世界史から楽しくわかる陶磁器の世界
加納 亜美子,玄馬 絵美子/翔泳社
〇 マイセンカップアンドソウサー
落合 三酉庵/里文出版
〇 シーボルトの日本報告 (東洋文庫0784)
平凡社
〇 シーボルト書簡集成
石山 禎一,梶 輝行/八坂書房
〇 シーボルト江戸参府紀行
シーボルト/桜の花出版
〇 總持寺と曹洞宗の発展 : 鶴見御移転百周年に因んで
納冨常天
〇 禅僧が教える不安に負けない心の整え方
枡野 俊明/主婦の友社
〇 お寺の知恵拝借 (趣味どきっ!)
NHK出版
〇 慶應義塾大学(文学部) (2024年版大学入試シリーズ)
教学社編集部/教学社
〇 習事八箇条・飾物五箇条(2冊セット・分売不可)
千 宗左/河原書店