もう辞めたい…自治体職員も被災者 悲鳴あげる心身 能登半島地震
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もう辞めたい…自治体職員も被災者 悲鳴あげる心身 能登半島地震(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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支援物資を仕分ける石川県能登町職員の多田利洋さん。「職員はぎりぎりの状態です」と訴える=同町の柳田体育館で2024年2月8日、黒川晋史撮影
能登半島地震の発生からまもなく1カ月半。
住民の支援や復旧の業務にあたる被災自治体の職員から
「このままでは倒れてしまう」と悲鳴が上がっている。
職員の多くは自らも被災しており、心身の負担を減らすための対策が急がれる。
◇
発生1カ月半 自宅も片付けられず 9日時点で8人が亡くなり、
住宅約5000棟の損壊が判明した石川県能登町。
内陸部にある柳田体育館で8日、
同町企画財政課職員の多田利洋さん(48)が
支援物資の入った段ボール箱に囲まれていた。
都道府県などから派遣された応援職員に指示し、
カップ麺や飲料水、消毒液などを配布先ごとに仕分けていく。
「2月に入って週1日だけ休めるようになりました。
自宅に帰っても片付ける気が起きず、
地震発生当時のまま散らかっています」
避難所を運営する業務も交代で回ってきて、夜勤がある。
建物の被災状況の調査は原則として応援職員が担うが、
能登町職員が道案内する必要があるという。
「避難所から出勤したり、役場に寝泊まりしたりする職員もいる。
自分はまだ良い方」と多田さんは話す。
別の女性職員(40)は子どもを祖父母宅に預け、
食器棚が倒れたままの自宅から職場に通う。
地震直後は気持ちがたかぶっていたが、最近は先行きが見通せず落ち込むこともある。
「生活環境や子どもの教育を考えると、家族で転居した方がいいのかもしれない」。
退職という選択肢が頭をよぎっている。
◇
看護師4分の1が「退職」 実際に退職に向けた動きも出ている。
輪島市唯一の総合病院、市立輪島病院(175床)では
看護師約120人のうち約30人が近く退職する意向を示している。
河崎国幸事務部長によると、多くは20~40代の子育て世代だ。
病院は救急対応や患者を転院させる業務などに追われてきた。
河崎さんの1月の時間外労働は過労死ライン
(直近1カ月で100時間以上、直近2~6カ月で平均80時間以上)
を超える約200時間に上るという。
「今は市外に避難している人が多く、患者数が少ないので何とか持ちこたえているが、
通常の診療機能を維持するには危機的だ」と訴える。
避難所でボランティア活動に取り組む男性はオンライン署名サイト
「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で公務員らの負担軽減を求める活動を始め、
10日時点で3万2000筆を突破。
2月中に石川県の馳浩知事に改善を要望するという。
過去の災害で被災自治体の職員が休職したり精神疾患を発症したりするケースが
相次いだのを受け、総務省は2018年、被災自治体ごとに支援を担当する都道府県や政令市を決める
「対口(たいこう)支援(カウンターパート支援)」の制度を設け、同年の西日本豪雨などで活用。
能登半島地震では8日時点で計1160人が被災地入りしている。
被災自治体の支援に詳しい防災科学技術研究所の宇田川真之特別研究員は
「地元の管理職の業務など代替できない分野はあるだろうが、
それ以外は応援職員にどんどん任せればいい。
運送会社や警備会社など民間への業務委託も検討すべきだ」と話す。
【黒川晋史】
【関連記事】
みんなの意見
皆様からも、なんとか、石川県 地震災害 被災地域 における 甚だ 困難なる状況の改善について、その方策を考え、支援提供をしていきたいものです。
令和6年2月12日、石川県 能登半島地震の発生からまもなく1カ月半。そして、石川県 被災自治体の職員からは、「このままでは倒れてしまう」との悲鳴も上がっています。
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高階 恵美子(たかがい えみこ)
国会議員情報:高階 恵美子(たかがい えみこ):時事ドットコム (jiji.com)
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〔衆議院〕
選挙区 | 衆院比例代表 中国(定数11) |
---|---|
氏名 | 高階 恵美子(たかがい えみこ) |
性別 | 女(60歳) |
生年月日 | 1963年12月21日 |
出身地 | 宮城県 |
最終学歴 | 1997年東京医科歯科大学大学院博士課程中退 |
出身分野 | |
党派 | 自民党 |
当選回数 | 衆議院 1回/参議院 2回 |
主な経歴 | 1997年4月東京医科歯科大学医学部文部教官 2000年8月厚生労働省厚生労働技官 2008年6月社団法人日本看護協会常任理事 2010年7月参議院議員 2014年9月厚生労働大臣政務官(第2次安倍改造内閣) 2014年12月厚生労働大臣政務官(第3次安倍内閣)(再任) 2015年10月自民党女性局長 2017年9月参議院文教科学委員長 2018年10月厚生労働副大臣(第4次安倍改造内閣) |
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前後期4日間の日程終了 3年ぶりの松江城大茶会 | 山陰中央新報デジタル (sanin-chuo.co.jp)
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表千家の茶席で抹茶を味わう来場者=松江市北堀町、赤山茶道会館
茶どころ松江の秋を彩る「松江城大茶会」(山陰中央新報社主催)が6日、閉幕した。8流派が参加し、4日間の日程で3年ぶりに開催。最終日も訪れた人たちが心静かに一服を味わった。
大茶会には、抹茶6(不昧流不昧会、武者小路千家、三斎流、表千家、裏千家、不昧流大円会)、煎茶1(小笠原流)、紅茶1(方円流)の計8流派が参加。6日は3流派が茶席を設けた。
このうち、赤山茶道会館(松江市北堀町)の表千家の茶席では、松江松平藩7代藩主・松平治郷(はるさと)(号・不昧(ふまい))が作った竹の花入れにハツアラシの花が飾られ、栗を使った蒸し物と心のこもった一服で来場者をもてなした。
開催を心待ちにしていたという安来市安来町の足立美代子さん(74)は「庭園もあって雰囲気があるお茶席だった。来年も来たい」と笑顔だった。
表千家同門会島根県支部の内藤慎也事務長(48)は「喜んでもらえて良かった。まだ稽古が再開できていないところもあるので、この茶会をきっかけに、活動の輪が広がってほしい」と話した。
新型コロナウイルス感染防止対策のため、会期を10月29、30の両日と11月5、6の両日の2週に分け、4会場で分散開催。参加者は島根、鳥取両県在住者に限定した事前予約制とし、チケット計2048枚が完売した。
(小引久実)