佳子さま、日本伝統工芸展福岡展を鑑賞 被災作家らに思い寄せ
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佳子さま、日本伝統工芸展福岡展を鑑賞 被災作家らに思い寄せ(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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福岡面 「第70回日本伝統工芸展福岡展」を訪れ、作家(右)から説明を受けられる秋篠宮家の次女佳子さま=福岡市中央区で2024年2月9日午前9時すぎ(代表撮影)
秋篠宮ご夫妻の次女佳子さまは9日、福岡市中央区の福岡三越で開かれている
「第70回日本伝統工芸展福岡展」を鑑賞された。
同展を主催する日本工芸会の総裁を務め、
総裁賞などの選定にも携わっている。
総裁の福岡展観覧は初めてという。
同展では、九州・沖縄・山口地区を中心に全国の工芸作家による347点が展示されている。
佳子さまは服部誠太郎知事らの出迎えを受け、
日本工芸会副理事長で色絵磁器の人間国宝、
十四代今泉今右衛門さんの先導で展示作品を見て回った。
博多人形師、中村弘峰さんが自身の作品
「陶彫彩色『霧笛(むてき)』」のテーマや込めた思いを説明すると、
質問を重ねながら熱心に耳を傾けていた。
また、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市で活動する、
いずれも沈金の人間国宝の前(まえ)史雄さんと山岸一男さんらの作品にも見入った。
今泉さんによると、被災した作家らに思いを寄せて
「仕事場がかなり被災されて大変だと思いますが、健康に気をつけられて、
またこのような素晴らしい作品を作り出されることを願っております」と話したという。
同展は12日まで。入場無料。
【山崎あずさ】
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