福岡空港の第2滑走路「9月完成」…来年3月供用開始予定、なお需要に対応できず
福岡空港の第2滑走路「9月完成」…来年3月供用開始予定、なお需要に対応できず : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)
配信より
国土交通省は5日、福岡空港(福岡市博多区)で整備中の2本目の滑走路について、
9月末に土木工事がほぼ完了することを明らかにした。
その後、国交省所有の航空機による飛行検査を経て、同省が予定する来年3月の供用開始となる見通しだ。
一方、第2滑走路ができても旺盛な航空需要に対応するには不十分との見方が強く、
福岡空港の容量拡大に向けた議論は続く可能性が高い。
福岡空港(2022年4月6日、福岡市で、読売機から)
5日に福岡市で開かれた土木学会西部支部の講演会で、講演した国交省九州地方整備局博多港湾・空港整備事務所の森住直樹所長が、2本目滑走路について「今年の秋、9月末には土木工事は概成する」と述べた。
福岡空港は滑走路1本の空港では日本一の旅客数、発着回数だと説明したうえで、「処理能力を上げることは焦眉の急だ」と強調した。同省は2016年度から滑走路増設工事を進めてきた。
空港を運営する企業「福岡国際空港(FIAC)」の桜木雅仁副社長も講演し、第2滑走路供用後も需要に対応できないとの見通しを示した。
桜木氏は、福岡空港で発着可能な1日あたりの枠は550回なのに対し、23年度の夏ダイヤでは航空会社から674回分の要請があったと明らかにした。
滑走路が2本になると、離着陸可能な「滑走路処理能力」は現在の「1時間あたり38回」から「同40回」まで増えるが、桜木氏は「需要と供給のギャップは埋まらないのが現実だ」と述べた。
管制などを担う国交省大阪航空局福岡空港事務所の野村伸一空港長も講演し、「滑走路が2本になっても、安全は絶対的に担保しないといけない」と語った。
私のコメント : 令和6年2月6日、国土交通省は5日、福岡空港(福岡市博多区)で整備中の2本目の滑走路について、9月末に土木工事がほぼ完了することを明らかにされたた。来年3月の供用開始となる見通し。
第2滑走路ができても旺盛な航空需要に対応するには不十分との見方が強く、山口県、佐賀県、大分県 等 における その周辺自治体 各 県知事も含め、福岡空港の容量拡大に向けた議論は続く可能性が高い。
令和6年2月6日、日英伊が共同開発の次期戦闘機 2035年の配備を目指し、3カ国が昨年の令和5年12月、政府間機関を設立する条約に署名している。
一方、自民・公明両党は、令和6年1月にも実務者協議を再開させる方向で進んでいたが、国際共同開発する装備品の第三国輸出を巡り、公明党の山口那津男代表が「説明がほとんどない」と、日本政府の姿勢に苦言を呈するなど、日本国内での、国際共同開発する装備品 開発の調整は難航している。
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