テレビ山口
上関町で立地可能性の調査が進められている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、
中国電力が31日、田布施町議会議員に説明しました。
【写真を見る】上関・中間貯蔵施設 中国電力が田布施町議会議員に説明
説明会には議員12人が出席し、上関原発準備事務所の所長や副所長3人が説明しました。
中間貯蔵施設の概要や核燃料サイクルの流れなどを示し、必要性を訴えましたが、
まだ計画の策定前であるとして、具体的な場所や規模などの説明はありませんでした。
議員からは「周辺市町には風評被害の懸念もある。住民の中にも将来への不安の声が多く、
移住定住対策などにも影響があるのではないか」との意見も出ていました。
田布施町議会 南一成議長
「迷惑施設といえばご無礼かもしれませんが、
誰しもがもろ手を挙げて賛成する施設ではありませんので
大部分の町民の方は困惑しております。
安全性が100%は無理と思いますが安全性がこれぐらいあるということの説明を
具体的に町民の方にして頂いてそれからの話が進んでいくように思っております」
中国電力は来月5日には、平生町と周防大島町の議会に同様の説明をすることにしています。
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