中電 島根原発2号機の構内で起きた死亡事故の再発防止策発表
中電 島根原発2号機の構内で起きた死亡事故の再発防止策発表|NHK 島根県のニュース
先月(12月)、島根原子力発電所の構内で、工事を行っていた作業員が
コンクリートの塊の下敷きになり死亡した事故で、
中国電力は、原因と再発防止策を発表し、2月1日から工事を再開する方針を明らかにしました。
先月21日、松江市の島根原発2号機の構内にある廃棄物処理建物の地下で、
掘削工事を行っていた作業員が、落下してきた重さおよそ2.8トンのコンクリートの下敷きになり、死亡しました。
この事故について、中国電力は、30日、原因と再発防止策を発表しました。
それによりますと、落下したコンクリートは、事前に撤去する予定でしたが、
重機を使っても撤去できなかったため、落下を防ぐ措置をとらずに掘削工事を行ったということです。
そして、重量物の落下に対する危険性への認識が薄かったことが事故の原因だとしています。
再発防止策としては、落下のおそれがある重量物を確認した場合は、
落下を防ぐ措置をとるなど作業手順を必ず変更することなどを挙げています。
中国電力は、こうした再発防止策が実施されていることを確認したうえで、
2月1日から工事を再開する方針を明らかにしました。
中国電力は、「再発防止策の実施状況を継続的に確認し、
類似災害の未然防止に努めてまいります」としています。
私のコメント : 令和6年1月30日、先月(12月)、島根原子力発電所の構内で、工事を行っていた作業員がコンクリートの塊の下敷きになり死亡した事故で、中国電力は、原因と再発防止策を発表し、令和6年2月1日から島根原子力発電所の構内での工事を再開する方針を明らかにしました。