非常用発電機停止、回路変更が原因 志賀原発1号機巡り北陸電発表

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非常用発電機停止、回路変更が原因 志賀原発1号機巡り北陸電発表(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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北陸電力志賀原発。右から1号機、2号機=石川県志賀町で2023年11月2日、本社ヘリから北村隆夫撮影

 

北陸電力志賀原発1号機(石川県、停止中)で

 

試運転中の非常用発電機が自動停止したトラブルについて、

 

北陸電は30日、変圧器の故障に伴う回線の変更が原因だったと発表した。

 

発電機は29日に復旧した。

 

  【表】北陸電力志賀原発を巡る経緯  

 

1号機は能登半島地震の揺れで外部電源を受ける変圧器が破損し、

 

別の回線から電源を確保していた。  

 

発電機は3日の試運転では正常に動いた。その後、送電線を補修するため、

 

通常使っていない回線に変更して17日に再び試運転したところ、自動停止した。  

 

北陸電によると、回線を変更したことで回線側の電圧が低くなり、

 

発電機の出力を十分に上げられず、逆流を防ぐ安全装置が働いて停止したという。

 

北陸電は「運転員の手順にミスはなく、まれに起こる事象が重なった」と説明した。  

 

北陸電はこの日、破損した1、2号機の変圧器について、

 

外観点検の結果を原子力規制委と経済産業相に提出した。

 

地震の揺れで配管に亀裂が入って油が漏れており、

 

今後、損傷した部品の取り換えや内部点検を実施し、

 

復旧が可能か検討する。

 

時期は未定だが、半年以上かかる見通し。

 

【高橋由衣】

 

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私のコメント :  令和6年1月30日、北陸電力志賀原発1号機(石川県、停止中)で 試運転中の非常用発電機が自動停止したトラブルについて、北陸電は30日、変圧器の故障に伴う回線の変更が原因だったと発表した。

 

地震の揺れで配管に亀裂が入って油が漏れており、今後、損傷した部品の取り換えや内部点検を実施し、復旧が可能か検討する。