八代市で震度2 (14:22)

 

八代市で震度2 (14:22)|NHK 熊本県のニュース

配信より

 

午後2時22分ごろ、熊本県で震度2の揺れを観測する地震がありました。

この地震による津波の心配はありません。

県内各地の震度は、震度2が、八代市。

震度1が、熊本市南区、上天草市、宇城市、氷川町でした。

震源地は熊本県天草・芦北地方で、震源の深さは10キロ。

地震の規模を示すマグニチュードは2.8と推定されています。

 

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武力攻撃想定し避難訓練 屋久島の1万2千人を島外避難させるには?

加治隼人

 

武力攻撃想定し避難訓練 屋久島の1万2千人を島外避難させるには? [鹿児島県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

配信より

 

写真・図版
国や県、関係機関による国民保護の図上訓練。避難計画に基づく手順などを確認した=2024年1月18日、鹿児島県庁、加治隼人撮影

 

 屋久島口永良部島(ともに鹿児島県屋久島町)への武力攻撃を想定し、住民を島外へ避難させる図上訓練が18日、鹿児島県庁であった。内閣官房と県などが主催し、自衛隊、交通事業者、医療関係者など約20団体が参加。避難先の一つになっている熊本県も含め、広域にわたる避難手順をシミュレーションした。

 

 国は国民保護法に基づき、有事や弾道ミサイル飛来を想定した訓練を各地で進めている。今回は、この日の図上訓練や、昨年1月に屋久島町で実施した図上訓練も踏まえ、21日に現地で実動訓練まで行う。

 

 この日は、両島が某国から武力攻撃を受ける恐れが生じたと想定し、対策会議を開いた。鹿児島、熊本、東京の各会場をオンラインでつなぎ、現地からの状況報告や国の対応方針の説明を重ね、政府が「武力攻撃予測事態」を認定。県が屋久島町に島外避難を、種子島や県本土南部に屋内避難を指示する流れなどを確認した。

 

 避難計画によると、屋久島町の両島の住民は約1万2千人。うち約300人と見込まれる要配慮者(入院患者や高齢者ら)はフェリーと航空機で、その他は高速船などで県本土へ運ぶ。

 

交通事業者や病院などの民間組織の協力が必要になる。

 

 避難者の滞在先は、鹿児島、霧島、薩摩川内、出水各市のホテルなどで、約3200人は新幹線などで県外に向かう。

 

九州・山口各県の相互応援協定に基づき、

 

熊本県八代市などでの受け入れを見込んでいる。

 

 国や県は武力攻撃予測事態にいたる約2週間前から、輸送体制の確保や国民への周知などの準備を段階的に進める。事態認定後は、屋久島町が2、3日で住民説明会や避難準備を実施。全住民の移送には2日間かかるとされる。

 

 塩田康一知事は「事態が起きないようにする努力が第一だが、最悪の事態もしっかりと想定しながら備えておくことは大事」と訓練後の取材に答え、「移動手段や避難先の確保、要配慮者の対応」を課題に挙げた。

 

熊本県から派遣された危機管理防災課の職員は

 

「受け入れられるようしっかり準備を進めたい。熊本では地震や水害が続いたこともあり、何事も想定外がないよう常に心構えをする必要があると考えている」と話した。

 

21日には両島で実動訓練がある。町内の病院や介護施設で、要配慮者を自衛隊機やドクターヘリに誘導する手順などを確かめる。

 

(加治隼人)